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祖谷山舊記・忌部神・予章記考 ― 四国の近世社会からみた中世・古代 ―
発行:溪水社
A5判
定価
7,200円+税
- 書店発売日
- 2020年10月20日
- 登録日
- 2020年10月8日
- 最終更新日
- 2020年10月8日
目次
第一編 ソラの世界と『祖谷山舊記』―四国山地における中世惣村の変貌―
序 章 四国山地の中世と近世
第一章 二つの『祖谷山舊記』―延享本と宝暦本―
第二章 由緒書からみた転換期の四国山地―惣村・惣村連合と近世大名―
第三章 祖谷山における二つの検地―天正検地と慶長検地ー
第四章 祖谷山元和一揆と喜多家の権力確立
第五章 近世祖谷山における材木年貢の変遷―桧宍料と「山共に請込」―
第二編 南朝年号文書の世界と条里の世界―在村国学者・儒学者の地域史研究―
序 章 近世阿波国学・儒学の潮流ー榲邨前史ー
第一章 伝承の世界から史実の世界へ―忌部神・阿陽記・南朝文書―
第二章 近世において再編された中世三木家文書―南朝年号文書と御殿人集団―
第三章 吉野川下流域地帯の郡界変遷―条里界線上の郡界移動―
第四章 戦国末期の条里にもとづく郡再編―篠原長房とのかかわりで―
第五章 忌部神社論争と古代麻植郡忌部郷―在村国学者・儒学者らと小杉榲邨―
第三編 近世『予章記』を通してみた伊予の中世
第一章 近世『予章記』の成立とその構造 ―長福寺本を中心に―
第二章 築山本『予章記』の考察―近世『予章記』分析の一環として―
上記内容は本書刊行時のものです。