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執権義時に消された13人
闘争と粛清で読む「承久の乱」前史
発行:ウェッジ
新書判
縦176mm
横115mm
厚さ14mm
216ページ
定価
1,300円+税
- 初版年月日
- 2021年11月
- 書店発売日
- 2021年11月18日
- 登録日
- 2021年8月12日
- 最終更新日
- 2021年11月11日
紹介
★2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」関連本
執権義時はいかにして、ライバルを蹴落とし
朝廷との戦いに勝利したのか?
義時が消した13人に焦点をあてる
異色の歴史教養本がここに登場!
―――――――――――――――――――――――――――
「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のことであり、
頼朝の周囲を13人の側近(御家人)が支えていた。
頼朝の死後、彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、
その中で最後まで生き残り、
将軍にかわる「執権」として権力を手中に収めたのが、
13人中もっとも若かった北条義時である。
戦前は、ライバルをはじめ、
実父、源氏将軍、上皇・天皇を排した所業から
「暴君」とされたこともあったが
見方を変えれば、数々の闘争に勝ち続け、
最高権力者として君臨できた
日本史上でも稀な人物でもある。
鎌倉初期から承久の乱までを駆けぬいた
2代執権・義時が勝ち続けた理由はなにか?
なぜライバルは義時に歯が立たなかったのか?
敗者として歴史の闇に消された
13人の歴史人物に焦点をあて、
執権義時の黒すぎる生涯を見ていく。
目次
序 章 鎌倉殿の十三人と「合議制」
第1章 頼朝側近・有力御家人を次々排した北条氏
第2章 合議制で台頭し実父を排した義時
第3章 三代将軍を排し執権政治を確立した義時
第4章 倒幕勢力をねじ伏せ幕府を盤石にした執権義時
終 章 執権義時を消したのは誰か
上記内容は本書刊行時のものです。