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精神科看護 2023年1月号(50-1) 『精神科看護』編集委員会(編集) - 精神看護出版
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精神科看護 2023年1月号(50-1) (セイシンカカンゴ ニセンニジュウサンネン イチガツゴウ) 周産期のメンタルヘルス (シュウサンキノメンタルヘルス)

医学
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B5判
縦257mm 横182mm 厚さ5mm
重さ 200g
80ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-86294-271-5   COPY
ISBN 13
9784862942715   COPY
ISBN 10h
4-86294-271-7   COPY
ISBN 10
4862942717   COPY
出版者記号
86294   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年12月20日
書店発売日
登録日
2022年12月2日
最終更新日
2022年12月9日
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紹介

特集 周産期のメンタルヘルス
 産前・産後にかけての周産期に,女性には心身ともにあらゆる変化が訪れる。それによる影響ははかりしれない。そのため,心身両面から母子のサポートを行うべきもので,実際に病院,地域で支援が行われている一方,精神科のなかではあまり多く語られていないのが実情ではないだろうか。
 本号特集では「周産期のメンタルヘルス」として,冒頭記事では「周産期」の定義から,歴史,周産期で生じ得る精神疾患などの知識,そして精神科看護師に期待することなど,基礎的な部分から紹介している。次に,「ペリネイタル・ロス」,つまり周産期で子どもを亡くす経験をした母親,家族へのグリーフケアの重要性と方法に関する記事が続く。また,CNSとして総合病院での妊産婦,助産師の支援,科を超えた連携を支える方から,実際の事例とともに支援の動きを教えていただいた。
 少子化の危機が叫ばれる昨今。2022(令和4)年12月時点で,すでに当年の日本における出生数は80万人を割るという見通しが伝えられている。子どもが少なくなると同時に,子育て世帯が孤立しやすい社会となりかねない。子どもが健やかに育つためには,親自身も健康で,楽しく子育てできる環境にあることが望ましいだろう。読者の方々にとって,本号特集をご覧になったことが「周産期のメンタルヘルス」について興味を抱くきっかけとなることを願う。

目次

特集 周産期のメンタルヘルス

精神科看護師に伝えたい周産期メンタルヘルスについて
村上 寛(信州大学医学部周産期のこころの医学講座 講師)

ペリネイタル・ロスで子どもを亡くした母親や家族へのグリーフケア
太田尚子(静岡県立大学看護学部 学部長/日本ペリネイタル・ロス研究会 代表)

総合病院における周産期のメンタルヘルスの支援
―リエゾンナースの活動から
早川昌子(宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院 リエゾン精神看護専門看護師)

周産期メンタルヘルスにおける多職種連携
―精神科に入院した妊産婦の事例から
森内加奈恵(千葉大学医学部附属病院精神神経科 看護師長/精神看護専門看護師)


REPORT
KPTの観点を導入した〈1年を振り返るWRAP(R)〉のプログラム作成の試み
村松秀樹(聖徳大学大学院児童学研究科 認定心理士/WRAPファシリテーター)


ANGLE
精神科訪問看護の実態調査と精神科訪問看護師の実践能力向上
―九州山口精神科アウトリーチ研究会による取り組み
手嶌大喜(関西医科大学看護学部 助教)
松本和彦(プラスワン訪問看護ステーション 統括所長/精神科認定看護師)
藤田茂治(訪問看護ステーションりすたーと 所長)
梅原敏行(訪問看護ステーションおあふ 管理者/精神科認定看護師)
矢山 壮(関西医科大学看護学部看護学研究科 准教授)
村尾眞治(訪問看護ステーションReafグループ 代表/精神科認定看護師)
鍋島光徳(訪問看護ステーションあいてらす太宰府 管理者)
山根俊恵(山口大学大学院医学系研究科保健学専攻 教授)
時岡李衣(メンタル訪問看護ステーションconamu 管理者)
坂本明子(久留米大学文学部 准教授)


特別記事
リカバリーシフト! 3
―2023(令和5)年度の「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム『高槻モデル』」の展開
池田百合江(医療法人光愛会 人材採用教育企画部長/訪問看護ステーションアユースGROUP副統括)
横江邦彦(同 理事/福祉事業部長)
加藤寛文(同 理事/GROUP統括部長)


実践レポート
小学生から中学生への変換期を支える援助
―発達障がい児への支援にOODAループを活用する
千 英樹(富山福祉短期大学看護学科 准教授)
境 美砂子(金城大学看護学部 講師)
一ノ山隆司(金城大学看護学部・公衆衛生看護学専攻科 学部長・専攻科長/教授)
大津聡美(平塚市民病院 看護科長代理/リエゾン精神看護専門看護師)


連載
日々のやりとりから始める認知行動療法
第3回 感情って何? ネガティブな感情は必要?
細川大雅(ストレスケア東京上野駅前クリニック 院長)

訪問看護師さんへの手紙
第4通 医師と訪問看護師さんのパワーバランスについて
常本哲郎

すべてかかわりのかたち
第6回 ホールディングを軸として
編集部 (認定)NPO法人自立サポートネット流山西深井地域生活支援センターすみれ

精神科看護コミュニケーション 14
気分障害患者とのコミュニケーション
川野雅資(心の相談室荻窪 室長)

学の視点から精神保健(メンタルヘルス)で地域をひらく34
34th Step 精神保健面の地域アセスメント(5)
安保寛明(山形県立保健医療大学看護学科 教授)

どん底からのリカバリー―WRAP(R)を使って。
第38回 ファクトフルネス
増川ねてる(アドバンスレベルWRAP(R)ファシリテーター)

坂田三允の漂いエッセイ  202
2倍速?
坂田三允(多摩あおば病院 看護部顧問)

著者プロフィール

『精神科看護』編集委員会  (セイシンカカンゴヘンシュウイインカイ)  (編集

『精神科看護』編集委員会
金子亜矢子(一般社団法人日本精神科看護協会)
小宮浩美(千葉県立保健医療大学健康科学部)
佐藤恵美子(一般財団法人聖マリアンナ会東横惠愛病院)
木戸芳史(浜松医科大学医学部看護学科)
※2022年3月現在

上記内容は本書刊行時のものです。