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古代アテナイ社会と外国人
ポリスとは何か
発行:関西学院大学出版会
A5判
388ページ
価格
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年1月20日
- 書店発売日
- 2020年1月20日
- 登録日
- 2019年12月20日
- 最終更新日
- 2020年1月10日
紹介
ポリスとは何か。一般にポリスの「本質」が血縁に基づく市民団の閉鎖性に求められるなかで、アテナイ社会での市民と外国人双方のメンバーシップをめぐる考え・行動から、この問題を捉え直す。
目次
はじめに
序論
第1章 古典期アテナイにおける住民概念としてのアストス
第2章 前5世紀末アテナイにおける内乱と和解
──社会への外国人の関与をめぐって
第3章 古代アテナイにおける市民団の一体性・平等性とその背景
──民主政成立の画期に注目して
補論 前5世紀後半における国際関係とアウトノミア概念の展開
──アテナイによる「帝国」正当化の論理をめぐって
第4章 前4世紀におけるアテナイ社会と外国人
──顕彰碑文の分析を中心に
第5章 前4世紀以降のアテナイにおける外国人の社会進出と自己表現
──墓碑の分析を通じて
第6章 前5世紀中葉以降におけるアテナイ住民と名誉をめぐる社会規範
──墓碑における戦士の表現に注目して
第7章 アテナイ住民の社会的機能の表現とその意義
結論
あとがき
索引
英文要旨
上記内容は本書刊行時のものです。