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象へ 山城千惠子(著) - 短歌研究社
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かりん叢書巻次:第468篇

象へ (カタチヘ)

文芸
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発行:短歌研究社
四六変型判
厚さ13mm
重さ 190g
172ページ
定価 2,200 円+税   2,420 円(税込)
ISBN
978-4-86272-829-6   COPY
ISBN 13
9784862728296   COPY
ISBN 10h
4-86272-829-4   COPY
ISBN 10
4862728294   COPY
出版者記号
86272   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年6月30日
書店発売日
登録日
2026年6月26日
最終更新日
2026年6月26日
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書評掲載情報

2026-08-09 産經新聞  朝刊
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紹介

作者は美術館や博物館で勤務しながら、文芸家のおびただしい遺品と向きあい対話してきた。
そこで知り得た人生や時間に対する思いが歌にも大きく投影しているようだ。
 
両親や夫との絆も流れる水との触れ合いのように淡々とうたわれる。
淡くはあるが浅くはない。
一つの象(かたち)を印象づけ存在させることばの力をもっているからであろう。  

                  ── 馬場あき子(帯より)



🫧歌集より

古びたる蛇口がひとつ夕暮の壁にありけりここはいづこや

クリームと苺の菓子がよるべなき世の雑踏のむかうに並ぶ

逝く前に「雪か」と問ひし晩き夏まぼろしの雪その脳に降る

器みな生まれながらに飲食(おんじき)を容るる悲しみにほの明かりせり

栗剝けば遠野の会話思ひ出す 座敷童は孫だと思へ



❄️栞
小玉 武 |はっきりと見て。情感ゆたかに詠む
川野里子|祈りの小部屋を持つ人



装幀=花山周子

著者プロフィール

山城千惠子  (ヤマシロチエコ)  (

1957年 東京都豊島区生まれ
     地方公務員を経て、地域博物館に学芸員として勤務(2023年退職)
1999年 第15回朝日歌壇賞受賞
2019年 歌林の会入会
2024年 『檀一雄の従軍日記を読む』(新潮社図書編集室)出版

上記内容は本書刊行時のものです。