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天啓
ハンセン病歌人明石海人の誕生
発行:短歌研究社
四六判
重さ 300g
288ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2022年11月23日
- 書店発売日
- 2022年12月1日
- 登録日
- 2022年11月8日
- 最終更新日
- 2022年12月14日
書評掲載情報
2023-02-04 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 土井礼一郎(歌人) |
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紹介
2018年から2021年にわたる月刊誌「短歌研究」に連載した「光をうたった歌人──新・明石海人論」に1章を加えて単行本化。ハンセン病とたたかい、1939年に37歳で世を去った明石海人が生前残した唯一の歌集『白描』は当時、異例のベストセラーになった。現代でも、2012年に岩波文庫に入ったり、2016年の池澤夏樹個人編集『日本文学全集』(短歌=穂村弘選)に収録されるなど多く読まれ続けている。その『白描』の魅力と背景を問い直す好著。
目次
プロローグ 「癩歌人」としての明石海人
序章 島田尺草 ── 海人の先達
第一章 発病
第二章 漂泊
第三章 長島愛生園へ
第四章 島の生活
第五章 失明
第六章 気管切開
第七章 ポエジイ短歌 ──『白描』「第二部 翳」
エピローグ 感傷と「探求の語り」──『白描』の受容をめぐって
あとがき
著者略歴
上記内容は本書刊行時のものです。