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民主化かイスラム化か : アラブ革命の潮流
発行:風行社
縦220mm
239,9ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年10月
- 登録日
- 2016年9月8日
- 最終更新日
- 2016年9月8日
紹介
アラブは2度覚醒した。数十年前、エジプトのナセルを初めとする民族主義的理想に燃える指導者たちがなし遂げた「第一の覚醒」は、とどのつまり権威主義体制と独裁者を生んでしまった。そしてその打破を掲げた「アラブの春」(第二の覚醒)。しかしそれは民主主義とイスラム主義の同床異夢的せめぎ合いの下にあり、今後の道筋は困難を窮めるであろう。イラク出身の著者が、上記の視点から10か国について詳説。
目次
彼らの不満の冬
第1部 最初のアラブの覚醒-一九五〇年代と一九六〇年代(民族主義の諸革命
それらが生み出した独裁者たち)
第2部 第二のアラブの覚醒-二〇一〇年一二月~(民主化の道を驀進中?-チュニジアとエジプト
民主化の道のくぼみ(といくつかのクレーター)-リビア、イエメン、バハレーン
ライオンと野蛮人-シリア
民主化の道へのためらいがちな歩み-モロッコ、ヨルダン、イラク、レバノン
民主主義とイスラム主義者の挑戦)
上記内容は本書刊行時のものです。