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サッカーで一番大切な「あたりまえ」のこと
弱くても勝つ! 大分高校サッカー部
- 書店発売日
- 2016年7月7日
- 登録日
- 2016年5月24日
- 最終更新日
- 2016年6月24日
紹介
非常にあたりまえで、シンプルなんだけど、わかりやすくて、詳しく、しかも選手がよく伸びる!!
無名の選手しか集まらない環境でありながら、高校選手権出場8回、インターハイ出場8回という実績を持つ大分高校サッカー部。「超弱いチームほど強くなるよ」という朴英雄監督が語る、選手の特長を生かし、才能を大きく伸ばす指導法とチーム作り!!
目次
あたりまえな言葉の中に道がある 朴英雄
プロローグ 異色の監督、聖地へ
1 戦術 いまある戦力で最も効率よく勝つ方法
勝利へのプロセスはひとつじゃない
効率良く勝つためのスタイルを模索
2 基本 攻撃と守備でプラス1をつくる
オフ・ザ・ボールがカギになる「フリーマンサッカー」
「サポート」という言葉は誤解されている
入れ替わり立ち替わりを繰り返して自由になる
守備時には相手にスペースを与えない
「いつ」「どこに」「どうする」を迷いなく
攻めやすいかたちで奪うのが良い守備
ボールも人も、人と人の間を通りたがる
スペースを見つけて自分たちのエリアを広げていく
マークを剥がして数的優位をつくる
数的同数でもポジショニング次第で優位に立てる
3 実戦 敵を知り、己を知ること
カウンターで瞬殺した2011年
2011年第1回戦・北陸高校戦
相手をあざむいたアイコンタクト
ポゼッションして崩した2015年
2015年第1回戦・矢板中央高校戦
バランスの保持――縦の深さと横の幅
4 判断 見るちから、考えるちから
足はものを考えない
サッカーは敵をあざむくスポーツだ
試合は相手がいてボールがあってナンボ
ドリブルは相手を困らせる持ち方
読まれても良し、だけど間に合わせない
5 組織 選手=素材を最大限に生かす
チームはオーケストラだ
「自然体」はポテンシャルを最大限に引き出す
まずは出来ることを究めさせる
必要だから禁止する
個性を生かせば麦で鯛が釣れる
たとえばボランチの選び方
発想と思考力で人間はつながっている
馬場は50 メートルも走らなくていい
その失敗をもう一度やれますか
インターハイバージョンと選手権バージョン
6 信頼 相手にわかるように
選手の状態をよく見る
蝿が選手をやる気にさせる?
「闘わせる力」を持ってこそ監督だ
準備しているから落ち着いてやれる
戦術ボードの向きは縦か横か
キャプテンは僕の頭でありハートであり声である
いま自分はどこからウサギを見ているか
3次元の目を働かせて全体を見る
7 発想 地球上にないフォーメーション
現代サッカーを予見していた
画期的だった3―3―3―1
地球上にないフォーメーション
8 証言 朴英雄監督の肖像
盟友・吉武博文監督が見る朴英雄という指導者
恩師の下で指導者となった川崎元気監督
高校時代の経験に支えられている佐保昂兵衛の活躍
エピローグ サッカーで一番大切な「あたりまえ」のこと
上記内容は本書刊行時のものです。