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梨本宮家と靖国の影
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年9月10日
- 登録日
- 2025年8月19日
- 最終更新日
- 2025年10月19日
紹介
戦争という不安定な情勢の中、西洋的な価値観だけでは真の平和は訪れない。天皇と神道について、梨本宮家の20年以上の付き合いから描いている。
影の存在として日本を支えてきた梨本宮家の活動から、日本の国際的に果たすべき霊的役割を示す。
目次
目次
はじめに
プロローグ
世界にもっとも欠けていて、もっとも必要とされているもの
昭和100年、戦後80年 天皇家+旧宮家を考えるためのヒント
第1章 反中国の石原慎太郎都政下、なぜ、上野にパンダは来たのか?
表より裏から日本を支える一般財団法人「梨本宮記念財団」の役目
第2章 天皇家並びに旧皇族の真実に関して
『週刊新潮』に登場した梨本宮「中国人養子」問題の顛末!
第3章 「先祖供養は未来への投資」
日本の戦後処理を執り行ってきた一般財団法人「梨本宮記念財団」
第4章 「あゝモンテンルパの夜は更けて」その後
フィリピンに残された山下奉文大将・本間雅晴中将の遺骨を日本に!
第5章 「先祖供養は未来への投資!」その後
地図から抹殺された靖国神社「鎮霊社」
梨本宮記念財団・梨本隆夫代表理事の無念
第6章 安倍元首相の死で語られないこと
一般財団法人「梨本宮記念財団」梨本隆夫代表理事の無念は続く
第7章 梨本宮記念財団の真実 先祖の遺徳について
「恩讐を超えて」両親による世界平和行脚を引き継ぐ
第8章 真の「人類の敵」とは何か?
「出羽三山友好訪中慰霊行」と「全世界平和祈願大会」
第9章 天皇の大御心とは? 「白川神道」の真髄について
「梨本宮記念財団」の世界平和行脚
第10章 天皇家の神事を司ってきた伯家神道・継承者の死
御家断絶の危機を救った出羽三山・神林茂丸師と旧皇族
第11章 世界は本当の「戦後」の意味を知らない
李王家に嫁いだ梨本宮方子女王の次男・李玖殿下の死後19年目の真実
第12章 日本から始まった世界の「侵略」と「戦争犯罪」
李王家と梨本宮家の結婚、白川神道の現代的意味とは?
第13章 反目する日本と韓国を結ぶ李王家と梨本宮
閔妃暗殺事件後、李垠殿下に嫁いだ梨本宮方子女王
第14章 「百年河清を待つ」中国と「百年恨」の韓国の呪縛
「梨本宮記念財団」梨本隆夫代表理事の“戦い”は続く!
付記 「無名ジャーナリスト」に関するメモ
前書きなど
はじめに
「昭和100年、戦後80年」という時代の節目に、天皇・皇族に関する話題を、よく目にするようになっています。
本書は昭和天皇の戦後処理のみならず、天皇家・天皇制の存続に関する旧宮家復活論、男系・女系天皇問題など、その渦中にある一般財団法人「梨本宮記念財団」梨本隆夫代表理事との20数年に及ぶつきあいの中から、たまたま縁あって筆者が書くことになったものです。
他に相応しい人がいないわけでもありませんが、結局、筆者が書くことになった経緯は末尾の「付記」にも書いています。
もともと、同代表理事は出羽三山・羽黒山の修験の出ということもあり、表の伊勢神宮に対する裏の出羽三山・月山神社との関係から、裏の役割に徹してきました。「陰徳」との言葉を、常に胸に刻んできたこともあり、筆者が関わりを持つ中でも週刊誌、月刊誌等「マス・メディアで公表すれば」と思うテーマや出来事があっても、公開することによって余計なトラブルに巻き込まれるのを恐れるかのように「時期尚早」と考えてきたようです。
今回、これまでの「陰徳」、あるいは裏の役割に徹してきた封印を解いた経緯は、すでに87歳と高齢であること、30年以上同じことをやってくれば、「陰徳」にも時効があって然るべきではないかとの筆者の考えに賛同してのことだと思います。
同時に「神は偉大なるプログラマーである」とは代表理事の言葉ですが、「昭和100年、戦後80年」の歴史の中で、様々な出来事が不思議な縁とともに、近年、代表理事を動かすことになった出来事、奇跡的な出会いなど、改めて「そういう時期に来た」と、自らの役割・使命を深く自覚した結果だと思います。
神に関わる世界では、陰徳はさておき、余計なことは御法度です。「何事も神事優先」との行動様式で毎日を送る代表理事ですが、筆者が知る20数年の間にも、周囲にいた大幹部を含めた多くの人たちが、まるで神隠しか神罰に触れたかのように命を取られ、あるいはどこかに消えていっています。
そこでは人の道を間違えれば、神を語り、天皇を語り、平和を語るとき、通常は許される当たり前のことが、異なる結果として現れます。梨本代表理事が慎重な理由です。
その意味では、本書が無事、出版の運びに至ったこと自体が、奇跡のようなもの、ありがたい限りです。
本書は表題にある梨本代表理事との関わりから、梨本宮家に限らず、天皇制をはじめ、天皇家の神道を司ってきた白川神道、第二次世界大戦の激戦地であるフィリピン、戦犯を祀る靖国神社、日中・日韓(北朝鮮)の問題、安倍晋三元首相の死、そして神や奇跡などあらゆる現代の問題を扱っています。
「先祖供養は未来への投資!」との章もあるように、戦争その他、人間のすることを扱えば思いは宇宙へも至るからです。そのため、よく読めば、梨本代表理事のみならず、昭和天皇、靖国神社等について回る多くの誤解を払拭するレポートにもなっているはずです。
わかりやすい事例を一つあげれば、天皇家にまつわる男系・女系論争について、様々な関係者が歴史やデータをもとに語っていますが、本質的なことはただ一つです。
男系を疑問視するまでもなく、現実には歴史上、何人もの女性天皇がいることは周知の事実です。それこそ、男系を維持するための知恵、苦肉の策だったわけですが、なぜ男系が重要かは、天皇家の存続、天皇制というシステムを守る必要があってのことです。
それは外国の王室が血統が途絶えないようにと、女系を導入した結果、どうなったのかという事実です。その後、権謀術数、権力闘争が生じて、長くは続かず、その度に王室・王族名が変わって今日あるのが、世界の王室・王族の歴史です。唯一、日本の天皇家だけが、男系を守ったことによって、世界にはない2000年以上の歴史を維持しています。
単純な男女平等論からではない、歴史の真実がそこにはあるわけです。しかし、問題は何事も受け取る側の事情に大きく左右されることも、もう一つの真実です。自分の考え、主張と異なる話は、本能的に拒否することが多いため、なかなか相手には伝わりません。
古来、例えばユリウス・カエサルは「人は見たいと欲する現実しか見ていない」と語っていますが、多くの人は自分が信じたいものしか信じようとしないため、往々にして相手の心や脳の「扉」、「砦」を、無理をしてでもこじ開ける必要があるわけです。
それを力で強引にやるならば、戦争になるのがオチですが、霊性が問われる世界では、その違いは周波数の誤差ということになります。相手に受け取るためのレシーバー(受信機)がないだけの話ですが、人間は機械ではないため、どこかからレシーバーを持ってくればいいというわけにはいきません。
本書の内容も、すでにレシーバーを持っている人には、ごく当たり前の主張・論調になるわけですが、周波数を合わせられない人には、不愉快な雑音でしかありません。
そうした寂しい現実があるとはいえ、それは筆者、ましてや梨本代表理事の責任ではありません。そうとわかってはいても、ただ粛々とやるべきことをやるだけのことです。そこでは「神に依りて、神に頼らず」という神事の基本に則っていくことだけが、求められるからです。
本書が少しでも世の中の安寧、平和に役立つヒントになれば幸いです。
2025年水無月 著者
上記内容は本書刊行時のものです。
