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随訓釈訳 黄帝内経素問序説 西村 甲(著/文) - 三和書籍
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9784862514219

随訓釈訳 黄帝内経素問序説 (ズイクンシャクヤク コウテイダイケイソモンジョセツ)

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発行:三和書籍
B5判
1588ページ
上製
価格 24,000円+税
ISBN
978-4-86251-421-9   COPY
ISBN 13
9784862514219   COPY
ISBN 10h
4-86251-421-9   COPY
ISBN 10
4862514219   COPY
出版者記号
86251   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月
書店発売日
登録日
2021年2月19日
最終更新日
2021年4月6日
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紹介

 『随訓釈訳 黄帝内経素問序説』は、東洋医学における古典中の古典である『黄帝内経』を理解するために叙述された.従来の古典解説書では、原文、和訓、現代語訳の順に、各項目が連携なく記載されることが多い.和訓による読み下し文と原文との対比については、まだ追従できるであろう.また、この両者を対応させる配慮がなされた解説書もある.しかし、読み下し文と現代語訳の対比においては、理解が困難となることが多いのではないかと危惧してきた.すなわち、現代語訳の中に、読み下し文の直接的解説に加えて補充説明の語句が多く挿入されることがある.こうなると、直接的説明と補充的説明を区別することが煩雑で、漢文を通した内容理解が遠退いてしまう.煩雑さを回避して、現代語訳のみを参照する程度に解説書を利用することが多くなるのではないだろうか.これでは、折角上梓された古典解説書の本領が発揮されないことになる.
 本書では翻訳に関して従来の解説書にはない工夫を施し、また、従来の解説書における不十分な解説に対して著者の研究を通して新たな説明を加えた.翻訳に関する特徴として、二点が挙げられる.一点には、読み下し文を通して内容を理解することである.読み下しの文中に解説を挿入してあるので、読み下し文を読み進めていく過程で、随時挿入された解説を通して理解できることになる.読み下し文と現代語訳を見比べる必要がないのである.二点には、解説に関して直接的説明と補充的説明を区別したことである.解説には、古典用語自体の説明のほか、文意を明確にするために補充すべき語句が必要になる.この両者の区別を行うことは、通常の表記法では困難である.本書では、文字の書体を区別することで解決した.
 本書を通して、東洋医学の基本概念における『黄帝内経』の位置づけを捉えることも、本書を執筆した目的である.

目次

重廣補注黄帝内經素問

重廣補注黄帝内經素問序
重廣補注黄帝内經素問序 啓玄子王冰撰

巻第一
上古天眞論篇 第一
四氣調神大論篇 第二
生氣通天論篇 第三
金匱眞言論篇 第四

巻第二
陰陽應象大論篇 第五
陰陽離合論篇 第六
陰陽別論篇 第七

巻第三
靈蘭祕典論篇 第八
六節藏象論篇 第九
五藏生成論篇 第十
五藏別論篇 第十一

巻第四
異法方宜論篇 第十二
移精變氣論篇 第十三
湯液醪醴論篇 第十四
玉版論要篇 第十五
診要經終論篇 第十六

巻第五
脉要精微論篇 第十七
平人氣象論篇 第十八

巻第六
玉機眞藏論篇 第十九
三部九候論篇 第二十

巻第七
經脉別論篇 第二十一
藏氣法時論篇 第二十二
宣明五氣篇 第二十三
血氣形志篇 第二十四

巻第八
寳命全形論篇 第二十五
八正神明論篇 第二十六
離合眞邪論篇 第二十七
通評虚實論篇 第二十八
太陰陽明論篇 第二十九
陽明脉解篇 第三十

巻第九
熱論篇 第三十一
刺熱篇 第三十二
評熱病論篇 第三十三
逆調論篇 第三十四

巻第十
瘧論篇 第三十五
刺瘧篇 第三十六
氣厥論篇 第三十七
欬論篇 第三十八

巻第十一
擧痛論篇 第三十九
腹中論篇 第四十
刺腰痛篇 第四十一

巻第十二
風論篇 第四十二
痺論篇 第四十三
痿論篇 第四十四
厥論篇 第四十五

巻第十三
病能論篇 第四十六
奇病論篇 第四十七
大奇論篇 第四十八
脉解篇 第四十九

巻第十四
刺要論篇 第五十
刺齊論篇 第五十一
刺禁論篇 第五十二
刺志論篇 第五十三
鍼解篇 第五十四
長刺節論篇 第五十五

巻第十五
皮部論篇 第五十六
經絡論篇 第五十七
氣穴論篇 第五十八
氣府論篇 第五十九

巻第十六
骨空論篇 第六十
水熱穴論篇 第六十一

巻第十七
調經論篇 第六十二

巻第十八
繆刺論篇 第六十三
四時刺逆從論篇 第六十四
標本病傳論篇 第六十五

巻第十九
天元紀大論篇 第六十六
五運行大論篇 第六十七
六微旨大論篇 第六十八

巻第二十
氣交變大論篇 第六十九
五常政大論篇 第七十

巻第二十一
六元正紀大論篇 第七十一
刺法論篇 第七十二 亡
本病論篇 第七十三 亡

巻第二十二
至眞要大論篇 第七十四

巻第二十三
著至教論篇 第七十五
示從容論篇 第七十六
疏五過論篇 第七十七
徴四失論篇 第七十八

巻第二十四
陰陽類論篇 第七十九
方盛衰論篇 第八十
解精微論篇 第八十一


黄帝内經素問遺篇

刺法論篇 第七十二
本病論篇 第七十三

前書きなど

 『随訓釈訳 黄帝内経素問序説』は、東洋医学における古典中の古典である『黄帝内経』を理解するために叙述された.東洋医学の基盤は、漢から三国六朝時代には完成している.『黄帝内経素問』は、その基本原理、特に人体の生理、解剖、病因など基礎医学の他、摂生、養生について詳細に解説しており、現代においても東洋医学の根本を記した書として揺るぎない地位を保っている.しかしながら、この古典は漢文で記述されており、現代人には親しみ難い存在である.このような古典を最小限の労力で理解するためには、どうような解説がよいのであろうか.
 従来の古典解説書では、原文、和訓、現代語訳の順に、各項目が連携なく記載されることが多い.和訓による読み下し文と原文との対比については、まだ追従できるであろう.また、この両者を対応させる配慮がなされた解説書もある.しかし、読み下し文と現代語訳の対比においては、理解が困難となることが多いのではないかと危惧してきた.すなわち、現代語訳の中に、読み下し文の直接的解説に加えて補充説明の語句が多く挿入されることがある.こうなると、直接的説明と補充的説明を区別することが煩雑で、漢文を通した内容理解が遠退いてしまう.煩雑さを回避して、現代語訳のみを参照する程度に解説書を利用することが多くなるのではないだろうか.これでは、折角上梓された古典解説書の本領が発揮されないことになる.
 本書では翻訳に関して従来の解説書にはない工夫を施し、また、従来の解説書における不十分な解説に対して著者の研究を通して新たな説明を加えた.翻訳に関する特徴として、二点が挙げられる.一点には、読み下し文を通して内容を理解することである.読み下しの文中に解説を挿入してあるので、読み下し文を読み進めていく過程で、随時挿入された解説を通して理解できることになる.読み下し文と現代語訳を見比べる必要がないのである.二点には、解説に関して直接的説明と補充的説明を区別したことである.解説には、古典用語自体の説明のほか、文意を明確にするために補充すべき語句が必要になる.この両者の区別を行うことは、通常の表記法では困難である.本書では、文字の書体を区別することで解決した.
 本書を通して、東洋医学の基本概念における『黄帝内経』の位置づけを捉えることも、本書を執筆した目的である.東洋医学の基本概念は、『黄帝内経』に網羅されているわけではない.『黄帝内経』以外の古典によっても支えられている.しかし、東洋医学に関する最古の古典が成した土台作りを理解することも重要である.本書では、原典の篇をさらに内容に応じて節に区分して解説しており、その冒頭には、その節の説明する東洋医学基本概念の項目を提示している.その項目は、拙著『東洋医学序説 温故定礎』の見出しと一致している.本書と『東洋医学序説 温故定礎』を相互に観覧することは、『黄帝内経』の東洋医学概論形成における役割を俯瞰的に理解するうえで有用と思われる.

版元から一言

 本書は、東洋医学における古典中の古典である『黄帝内経』を理解するために、著者が研究を通して従来の解説書にはない工夫を施して作り上げたものです。
 まず、第一に読み下し文を通して内容を理解すること.読み下しの文中に解説を挿入してあるので、読み下し文を読み進めていく過程で、随時挿入された解説を通して理解できるので、読み下し文と現代語訳を見比べる必要がありません。第二に、解説に関して直接的説明と補充的説明を区別したことです.解説には、古典用語自体の説明のほか、文意を明確にするために補充すべき語句が必要になります.この両者の区別を、本書では文字の書体を区別することで解決しました.
 現代人には親しみにくい古典ではありますが、本書の解説書により理解を深めるための一助となれば幸いです。

著者プロフィール

西村 甲  (ニシムラ コウ)  (著/文

昭和62年 東京医科大学 卒業
 昭和62年 慶應義塾大学医学部小児科研修医
 浜松赤十字病院小児科部長,慶應義塾大学医学部小児科専任講師などを経て
 平成17年 慶應義塾大学医学部漢方医学講座講師
 平成22年 鈴鹿医療科学大学鍼灸学部教授
 平成28年 鈴鹿医療科学大学東洋医学研究所所長
 令和 2 年 伊勢慶友病院小児科部長

【専門医】
 小児科専門医 小児神経専門医 漢方専門医

【指導医】
 漢方指導医

【著書】
『漢方処方と方意』共著、南山堂
『絵でわかる東洋医学』単著、講談社
『疾患症候別漢方薬最新ガイド』単著、講談社
『東洋医学に活かす臨床疾患学』単著、中外医学社
『症候別漢方治療論 冷え症』共著、南山堂
『症候別漢方治療論 不眠症』共著、南山堂
『症候別漢方治療論 月経関連症候』共著、南山堂
『臨床漢方小児科学』単著、南山堂
『東洋医学序説 温故定礎』単著、三和書籍

上記内容は本書刊行時のものです。