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人は死んだらどうなるのか 加藤 直哉(著) - 三和書籍
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人は死んだらどうなるのか 死を学べば生き方が変わる

発行:三和書籍
四六判
296ページ
並製
価格 1,900円+税
ISBN
978-4-86251-392-2
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年10月
書店発売日
登録日
2019年9月25日
最終更新日
2019年11月6日
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紹介

 宗教は、宗派が異なれば、死後の世界は全く異なります。宗教をもとに死後の世界を語れば、そこには必ず争いが生まれます。では、どうすればよいのか。本書では死後世界をできるだけ科学的に研究し、できるだけ多くの人に納得してもらえるように死の研究において「科学性」と「客観性」を最重要視しています。その視点において、選択した死生学研究が「臨死体験研究」「過去生療法研究」「生まれる前の記憶を持つ子供たち研究」という3つの研究です。
 死生学研究は、「死」と「生」の両方の答えを与えてくれます。本書を通じて、その答えをお伝えしたいと思います。

目次

はじめに
第1章 死生学研究の扉
●死後の研究は保険
●死を意識すると、人生は光り輝く
●死後の世界
■医療から死を考える
■宗教から死を考える
▲キリスト教
▲イスラム教
▲仏教・ヒンドゥー教
▲日本人の死生観
第2章 臨死体験
●歴史から見る日本の臨死体験
●臨死体験のパターン
⑴体外離脱体験
▲反対派:五感による確認説
▲盲人の臨死体験
⑵心の安らぎと静けさ
▲反対派~エンドルフィン説
⑶亡くなった身内や友人など、他者に遭遇する
▲ピーク・イン・ダリエン・ケース
▲守護天使との出会い
▲死者との遭遇
⑷トンネル体験
⑸光との遭遇
▲反対派~低酸素血症説
⑹天国のような場所
▲反対派~薬物説
⑺自分の一生を振り返る(走馬灯体験)
⑻特別な知識に出会い、習得する
▲反対派~作話の疑い
▲反対派~臨死体験はテレビや本から得られた情報ではないか
▲地獄について
●自殺後の臨死体験
■苦悩に満ちた自殺後の臨死体験
⑴死んだあとすぐに訪れた場所
■身近に自殺した人がいる場合
▲暗闇体験をしたアンジーと光の遭遇
▲自殺者が身内にいる場合に出来ること
▲祈りの力
⑼この世への帰還~大きく変わる生き方
▲死の恐怖の減弱
▲死に直面した時の対応の変化
▲大きく変わる生き方
第3章 過去生療法
●過去生療法とは
●過去生療法は偶然から始まった治療方法
●ワイス博士の過去生療法との出会い
●過去生療法の実際
●過去生療法で見る死後の世界
 ⑴肉体から離れる感じ(体外離脱体験)
 ⑵苦痛が消え、安らぎが訪れる。ポジティブな感情が芽生える
 ⑶神秘的な存在、あるいは亡くなった身内や友人など他者に遭遇する
⑷暗い空間(トンネル)に入る、あるいは通り抜ける
⑸神秘的、あるいは強烈な光に遭遇する
⑹この世のものではない(天国のような)世界に遭遇する
 ⑺自分の一生を振り返る(走馬灯体験)
 ⑻特別な知識に出会い、習得する
▲生まれ変わり~カルマの法則
▲バタフライ効果
▲中間生という存在
▲才能は受け継がれる
▲マスターからのメッセージ
▲愛しなさい
▲学びなさい
▲旅たち
 ⑼自分の肉体に戻る⇒新しい肉体に入る
●過去生療法の真偽
■過去生療法を証明する
 ⑴本人しか知り得ない情報を知っている
 ⑵複数の人が退行催眠中に思い出した記憶が一致する
■何度も出会う魂
 ⑶催眠状態にある時に、現世の人格が身につけたとは考えられない技能(たとえば外国語を話す)を持っている
●その他過去生療法が真実である可能性の検証
第4章 過去生を記憶する子供たち
●勝五郎物語
●スティーブン博士の研究
 ⑴本人しか知り得ない情報を知っている
 ボンクチ・プロムシン(タイ)
 ナジー・アルダナフ(レバノン)
 ⑵複数の人が思い出した前世の記憶が一致する
 ⑶前世を語る子供たちが、現世の人格が身につけたとは考えられない思考や技能を持っている
●前世を記憶する子供たちも語る死後の世界
●日本での報告
●スピリチュアル的視点
●過去生療法、前世を記憶する子供たちの研究から見る、自殺後の死後の世界
 過去生療法から考える自殺の問題点
 過去生を持つ子供たちから見た自殺の問題
 神は乗り越えられる試練しか与えない
●臨死体験研究、過去生療法研究、過去生を記憶する子供たちの
研究のまとめ
第5章 宗教と科学から、死生学を考える
●宗教との異なる死生観
●科学という立場であっても
●日本人は意外にも死後研究に柔軟である
●死後の世界を信じないデメリット
第6章 死後研究のメリット
●メリット1~死の恐怖が減少する
 死生学研究が死の恐怖を取り去る証拠
 死に対する具体的な変化の割合
●メリット2~死にゆく人と残された家族を救う
 死生学研究は死にゆく人の望みをかなえてあげることができる
 死後研究は、残された人たちも救う
 配偶者の死における社会的トラブル
●メリット3~終末期の医療選択の変化
●メリット4~医療費の変化
 終末期2か月の変化
●メリット5~尊厳死・自然死という選択
●メリット6~自殺問題を解決する
●メリット7~死後研究は生きる力を私たちに与えてくれる
第7章 苦しみの答え
 2人の幼子(4歳、2歳)と妻を残して、余命3か月と宣告された癌患者
 交通事故で、一生涯目を覚ますことがないと宣告された子供
 95歳、挿入された胃ろうにおける家族からの質問
 障害児を持つ母の苦悩の言葉
 うつ病で苦しむ大学生の女の子
最後に
参考文献

前書きなど

 私は物心ついたときから、さまざまな「死」を体験してきました。小学生の時、急性白血病で亡くなった叔母。中学の時、お世話になった小学校の担任の先生。大学の時、気管支喘息大発作で亡くなった中学からの親友。研修医の時、胃がんにより亡くなった叔父。そして大好きだった祖父母。特に、祖父は、誰も望んでいなかった胃ろうにより3年間、寝たきりのまま、生かされるというつらい最期を迎えさせてしまいました。
 医師になってからは、さらに多くの死や苦しみを体験してきました。
 私は医師免許取得後、小児科医として勤務しました。そこで、一般小児科、新生児科、重症心身障害児施設病棟医長として勤務しました。その間、脳腫瘍や事故で幼くして命を失う子供、生まれてすぐ命を失う乳児、障害児を抱えて苦悩する家族などの「悲しみ」「苦しみ」と向き合いました。
 これらの悲しみに、私はいったい何ができるのか……。
「医者の仕事は何か」と聞かれれば、当然「病を治すこと」、「命を救う事」と答えます。それが医者の使命であることは間違いありません。しかし、医療は万能ではありません。治せない病気もあるし、救えない命もたくさんあります。そもそも、人は必ず死にます。
 どれだけ医学が進歩したとしても、私たちの未来から死が消えることはありません。ならば、治すことのできない病、避けられない死に対して、医師として何かをしてあげたい、絶望の淵にある患者さんに、手を差し伸べてあげたい。
 その思いをかなえるために行ったのが「死生学研究」でした。そこには、死とは何か、死後何が起こるのか、それらの答えが示されていました。さらに、死生学研究は、「生」の研究でもありました。
 人はなぜいじめや自殺をしてはならないのか、人はなぜ生まれてくるのか、私たちはどう生きるべきなのか、これらの問いにも、答えてくれました。
 死生学研究は、私たちに「死」と「生」の答えを与えてくれます。ぜひ、本書を通じて、その答えをお伝えしたいと思います。

版元から一言

 人は、いずれ必ず死にます。しかし、日本で死は縁起の悪いこととして死の話をすることはタブーとされています。著者は、「死を意識することは、私たちの毎日の生き方を変えてくれるのです。私たちの生は大きく輝きだす可能性に満ちています。死と生は相反するものではない。死は常に生と背中合わせであり、またお互いが支えあっている関係である」と言います。
 死後の世界など、誰にもわかりません。しかし、本書では死後世界をできるだけ科学的に研究しています。死を意識し、死後世界があると思って毎日を過ごすことで、その人の生活が豊かになり、悔いのない人生が送れることを願って書かれた本です。

著者プロフィール

加藤 直哉  (カトウ ナオヤ)  (

2000年 琉球大学医学部卒業
2006年 日本小児科学会専門医
2006年 日本東洋医学会漢方専門医(久留米大学名誉教授無敵剛介医師に師事)
2006年~2009年 山元病院にて山元式新頭鍼療法(以下YNSA)を創始者である山元敏勝医師から学ぶ
2009年より健康増進クリニック勤務
2013年YNSA学会副会長就任
所属団体・学会
山元式新頭鍼療法学会(副会長) 日本東洋医学会(漢方専門医) 
日本小児科学会(専門医) 米国催眠士協会(認定セラピスト) 
ケアワークモデル研究会
学位
Ph.D in Social Sciences(Azteca University) 
Ph.D in Social Sciences(Nicaragua University)
Ph.D in Philosophy(I.O.U)

上記内容は本書刊行時のものです。