書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
風の又三郎
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年12月
- 書店発売日
- 2019年12月5日
- 登録日
- 2019年11月12日
- 最終更新日
- 2023年12月27日
紹介
第3巻として「風の又三郎」「楢ノ木大学士の野宿」「種山ヶ原」「いちょうの実」の4作を大活字、読み仮名付きで収載している。「風の又三郎」は、宮沢賢治の短編小説。ある風の強い日、不思議な少年が転校してきた。その少年は風の神の子ではないかと疑念を持たれながらも、地元の子供たちと交流していく様子を描いている。「楢ノ木大学士の野宿」は宮沢賢治の童話。宮沢賢治は宝石や鉱物、化石に詳しく、イギリス海岸で日本においてオニグルミの化石の実質の第一発見者となっている。作中の「楢ノ木大学士」とは宝石学の専門家のことである。「種山ヶ原」は、賢治が度々訪れたお気に入りの場所のひとつで、数々の作品の舞台となっている。「いちょうの実」は、いちょうの木と実を親子に見立てた旅立ちの物語。
目次
風の又三郎
楢ノ木大学士の野宿
種山ヶ原
いちょうの実
前書きなど
『宮沢賢治大活字本 シリーズ全7巻』の刊行を予定しています。同シリーズは、宮沢賢治の物語を7つの虹色で、色分けしたシリーズとなっています。 分類は藍、紫、青、緑、黄、橙、赤の分類になっています。色にはそれぞれ意味があります。藍は銀河、紫は芸術、青は賢治ブルー、緑は自然、黄は光、橙は人生、赤は愛です。それぞれ『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『十力の金剛石』『雨ニモマケズ』『春と修羅』に割り当てられています。 このような分け方をしたシリーズは本邦初です。 このように色に意味づけされた賢治大活字本シリーズは、全文ルビ付きのユニバーサル仕様ですので、公共図書館をはじめ小学、中学、高校の図書館、あるいは老人施設に最適かと思います。 これまでにない賢治ワールドが広がっていきます。 それぞれの巻には、法政大学教授王敏(ワン・ミン)先生の「ミニ解説」が入ります。王敏先生は、中国に宮沢賢治を紹介した人として非常に高名な方です。 ぜひこの機会に新しい宮沢賢治大活字本シリーズ揃えませんか?
版元から一言
「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「雨ニモマケズ」等、昔から語り継がれている名作の数々を全7巻に分けて収載。ユニバーサルデザイン仕様の大活字本、さらに全ページ読み仮名付きで、読みやすくなっています。
上記内容は本書刊行時のものです。