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朝鮮通信使の道 嶋村 初吉(著) - 東方出版
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朝鮮通信使の道 (チョウセンツウシンシノミチ) 日韓つなぐ誠信の足跡 (ニッカンツナグセイシンノソクセキ)

歴史・地理
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発行:東方出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
重さ 343g
212ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86249-421-4   COPY
ISBN 13
9784862494214   COPY
ISBN 10h
4-86249-421-8   COPY
ISBN 10
4862494218   COPY
出版者記号
86249   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年11月12日
書店発売日
登録日
2021年10月11日
最終更新日
2023年6月30日
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書評掲載情報

2022-01-23 世界日報
評者: 羽田 幸男
2021-12-25 西日本新聞    朝刊
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紹介

ソウル、釜山、対馬、鞆の浦、大坂、江戸、日光…ゆかりの土地を行く。
2017年、日韓の民間団体が主体となって登録申請した朝鮮通信使がユネ
スコ世界記憶遺産に登録された。ソウルから東京、日光まで、2,000キロ
超に及ぶ道を訪ねる。
日韓の懸け橋朝鮮通信使。町と人がつながることで、日韓友好の輪は益々
広がり、強固になるのでないか、との思いを込めて足跡をたどる。
写真47点収録。
雨森芳洲が説いた誠信交隣に学ぶ。

目次

序論 朝鮮通信使とは  
 一、家康が修復した日朝関係/二、200年余りに12回来日/三、朝鮮ブームに
 民衆は沸く/四、朝鮮人の日本認識を変える

第一章 韓国の道 概論
 一、秀吉の朝鮮侵略を超えて/二、悲劇の国王・宣祖/三、朝鮮国内の行政
 区分、交通路/四、通信使の韓国内旅程/五、『日東壮遊歌』の著者、金仁
 謙の旅

第二章 韓国の道
 一、ソウル/二、龍仁―佐賛/三、忠州/四、聞慶/五、安東/六、義城/
 七、永川/八、慶州/九、蔚山/十、東萊/十一、釜山/十二、密陽/十三、
 友鹿洞/十四、公州

第三章 対馬藩の外交力

第四章 海路をゆく―対馬から大坂まで―
 一、対馬―善隣外交を担う/二、壱岐―勝本で松浦藩が接待/三、相島―贅
 を尽くした福岡藩のもてなし/四、赤間関(下関)―記念碑「朝鮮通信使上
 陸淹留之地」を建立/五、上関―お宝「朝鮮通信使船上関来航図」あり/六、
 下蒲刈島―「御馳走一番」と称えられる/八、牛窓―通信使の対舞が唐子踊
 りに/九、室津―歴史の宝庫。万葉歌人、豪商、井原西鶴……/十、兵庫―
 日宋貿易の拠点、大輪田泊/十一、大坂―竹林寺に小童の墓あり

第五章 日朝の町人文化比較
 一、通信使も驚いた、奇怪な町人の暮らし/二、好事家の文化……韓国には
 ない?!/三、朝鮮にも「町人文化」があった?/四、近代の起点は、化政
 期にあり

第六章 街道をゆく―大坂から江戸、さらに日光へ―
 一、大坂―商都の繁盛に驚き隠せず/二、京都―大仏殿前の供宴で論争も/
 三、滋賀―近江八幡に立つ「朝鮮人街道」の石碑/四、大垣―通信使を追っ
 かけた商人も/五、三重―地域の「宝」をつくる/六、名古屋―徳川園に蓬
 左文庫。秀吉の「影」あり/七、岡崎―通信使揮毫を発見。まちのお宝に/
 八、静岡―久能山東照宮から清見寺へ/九、箱根―富士山、「白頭山の如し」
 /十、三島から小田原、品川まで

第七章 傑出した徳川将軍とは
 一、歴代将軍の運、不運/二、朝鮮と係わった将軍は? 最たるは吉宗か/
 三、紀州藩は朝鮮人を侍講にしたことも

第八章 江戸滞在記と川越、日光
 一、江戸―儀礼に追われ1カ月余り/二、川越―なぜ通信使行列が?! 商人の
 心意気/三、日光―家光将軍の要請受け、東照宮へ

第九章 対馬藩が築いた、日朝友好の破綻

 あとがき―通信使が残した教訓

 主な参考文献

著者プロフィール

嶋村 初吉  (シマムラ ハツヨシ)  (

1953年大分県・佐賀関町(現、大分市)生まれ。慶應義塾大学文学部を卒業後、
奈良新聞社、産経新聞社を経て、西日本新聞社に入社。文化部記者、編集委員を
歴任。定年退職後、韓国・釜山にある国立釜慶大学大学院で室町時代の朝鮮通信
使、「李芸の琉球渡海」について研究。
現在、福岡民団の李相鎬(イサンホ)団長と結成した「朝鮮通信使と共に福岡の
会」の共同代表を務める。日韓文化交流史がライフワーク。
著書に『日韓あわせ鏡の世界』(梓書院)、『玄界灘を越えた朝鮮外交官 李芸』
『九州のなかの朝鮮文化』(以上、明石書店)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。