版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
奈良時代の大安寺 上原 眞人(著) - 東方出版
.

書店員向け情報

書店注文情報

注文電話番号: 06-6779-9571
注文FAX番号: 06-6779-9573
注文メール: info@tohoshuppan.co.jp
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|地方小|八木|子どもの文化
直接取引: あり
返品の考え方: 返品は、基本的に了解します。現状、了解者名が必要かとおもわれますので、入帳依頼書をお送りください。

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
9784862494078
大安寺歴史講座 4

奈良時代の大安寺 資財帳の考古学的探究

歴史・地理
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:東方出版
B6判
縦182mm 横128mm 厚さ13mm
重さ 239g
198ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86249-407-8   COPY
ISBN 13
9784862494078   COPY
ISBN 10h
4-86249-407-2   COPY
ISBN 10
4862494072   COPY
出版者記号
86249   COPY
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年2月22日
書店発売日
登録日
2021年1月6日
最終更新日
2021年8月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

わが国最初の官立寺院である大安寺の宗教的意義や文化的意義を、
様々な研究成果により再認識する講座「大安寺歴史講座」第四弾。
「大安寺伽藍縁起并流記資財帳」を丹念に読み込み、奈良時代の
大安寺が行った宗教・経済活動の実体を探究。安置仏像の全貌と
歴史的背景、それを踏まえた道慈の事績解明、20点余りの図版に
よる食堂など境内の周辺施設の復原は、大安寺研究に新たな問題
を提起する。

目次

 はじめに

序 章 『大安寺資財帳』分析の方法と視角
  話を進めるにあたって/『大安寺資財帳』分析の意義

第一章 寺院資財帳とは何か
  『大安寺資財帳』の基本構成と本書の主題/寺院縁起・資財帳の起源/恒式
  となった「天平十九年帳」の作成手順/資財帳の変貌/箱や袋に入った資産
  /所在を確認できる資財帳への変貌

第二章 縁起はなぜ「大安寺」呼称を無視したのか
  縁起読解・解説Ⅰ/縁起読解・解説Ⅱ/縁起読解・解説Ⅲ/縁起読解・解説Ⅳ/
  縁起解説Ⅴ―天武朝大官大寺と文武朝大官大寺の区別/縁起解説Ⅵ―文武朝大
  官大寺の造営経緯/縁起解説Ⅶ―文武朝大官大寺の焼亡年代/縁起に記され
  た寺々/古代寺院の呼称/大安寺前身寺院の寺号/「大安寺」名の成立Ⅰ/
  「大安寺」名の成立Ⅱ/寺院の条件/寺院公認の象徴/大安寺における寺額と
  幡/大安寺灌頂幡の由来/幡の寄贈者/銘にみる幡の変質/「大安寺」成立の
  背景Ⅰ/「大安寺」成立の背景Ⅱ

第三章 大安寺の基本財産となる仏像
  大安寺の仏たち/リストを修正する時の原則/仏像リスト修正私案/<仏像リ
  スト修正私案>解説/「霊鷲山繍仏図」/「霊鷲山繍仏図」の安置方法/「霊鷲山
  繍仏図」の史的評価/天平期の繍仏図二帳/仏像のカウント単位/金堂本尊と
  それを囲む仏像群/大安寺釈迦如来の信仰世界/古代寺院金堂の本尊/金堂
  本尊は天智天皇の発願か/丈六即像梱包材/金堂本尊はもと大津宮にあったの
  かⅠ/金堂本尊はもと大津宮にあったのかⅡ/仏像以外に飛鳥藤原京地域から運
  ばれたもの/もう一つの丈六即像の行方/講堂に安置した仏像Ⅰ/講堂に安置
  した仏像Ⅱ/講堂に安置した仏像Ⅲ/回廊や門に安置した仏像Ⅰ/回廊や門に安
  置した仏像Ⅱ

第四章 道慈の「改造大寺」とは何か
  道慈が大安寺を改造したとする史料/塔院地を確保したのは道慈か/道慈は大
  安寺の中心伽藍を改造したか/大安寺式軒瓦は道慈の瓦ではない/東寺造営に
  関与した空海の場合/道慈を「无妙工巧」と讃えたのは建築技術者か/天平期の
  匠手とは誰か/道慈の功績Ⅰ―寺領獲得/大安寺領が東国に多い理由/道慈の功
  績Ⅱ―大般若会創始/大安寺大般若会の舞台装置/道慈の功績Ⅲ―釈迦信仰整備
  /道慈の功績Ⅳ―華厳導入/道慈は何をめざしたのか

第五章 大安寺で最も裕福だった僧の運命
  『大安寺資財帳』に登録された聖僧物/法会における聖僧の座/聖僧像の有無
  と安置場所・安置年代/聖僧はいつから重視されたのか/資財帳にみる布薩と
  如意/布薩行事で如意を持つ僧/布薩と悔過会/聖僧の行方

第六章 大安寺食堂はどこにあったのか
  『大安寺資財帳』に登録された寺院地/平城京のなかの大安寺Ⅰ/平城京のなか
  の大安寺Ⅱ/建物施設を復原する原則―僧房の場合/食堂位置に関する二つの見
  解―講堂の東か北か/施設は時計回りに記述されているか/食堂推定地の発掘成
  果/食堂院の復原―一坊半に収まる建物施設の全体像Ⅰ/食堂院の機能―一坊半
  に収まる建物施設の全体像Ⅱ/食堂前廡廊の機能―一坊半に収まる建物施設の全
  体像Ⅲ/禅院の構造と機能―一坊半に収まる建物施設の全体像Ⅳ/禅院の所在地
  ―飛鳥寺や広隆寺からの類推/大安寺政所院と温室院―一坊半と関係が深い建物
  施設/機能的かつ『大安寺資財帳』に忠実に諸院を配置する/寺院地北部に禅院
  食堂并太衆院は収まらない/発掘を踏まえた「寺院地西北部の食堂」説/食堂推
  定地の発掘成果―北方説の場合/食堂推定地の発掘成果―東方説の場合

 おわりに
 参考文献

著者プロフィール

上原 眞人  (ウエハラ マヒト)  (

1949年生まれ。’79年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(考古
学専攻)。’79~’96年、奈良国立文化財研究所研究員、同主任研究官。’96年
~2016年、京都大学大学院文学研究科歴史文化学系教授(考古学)。2016年京
都大学名誉教授、(公財)辰馬考古資料館館長。2019年~(公財)黒川古文化研究
所所長。主要著書に『木器集成図録 近畿原始篇―奈良国立文化財研究所史
料第36冊』(奈良国立文化財研究所 1993)、『蓮華紋』日本の美術359号
(至文堂 1996)、『瓦を読む―歴史発掘11』(講談社 1997)、『瓦・木器・寺
院-ここまでの研究 これからの考古学』(すいれん舎2015)、『古代寺院の
生き残り戦略-資財帳が語る平安時代の広隆寺』(柳原出版 2020)など。

上記内容は本書刊行時のものです。