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総領事日記 呉 泰奎(著) - 東方出版
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総領事日記 (ソウリョウジニッキ) 関西で深める韓日交流 (カンサイデフカメルカンニチコウリュウ)

社会一般
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発行:東方出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ11mm
重さ 352g
226ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86249-403-0   COPY
ISBN 13
9784862494030   COPY
ISBN 10h
4-86249-403-X   COPY
ISBN 10
486249403X   COPY
出版者記号
86249   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月25日
書店発売日
登録日
2020年10月16日
最終更新日
2021年8月26日
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書評掲載情報

2021-04-16 週刊金曜日  1325号
評者: 植村 隆
2021-02-24 読売新聞    朝刊  大阪本社
評者: 大原 圭二
2021-01-15 毎日新聞    夕刊  大阪版
評者: 高尾 具成
2020-12-15 新潟日報    朝刊
2020-12-15 朝日新聞    大阪版
評者: 武田 肇
2020-12-15 朝日新聞  朝刊  大阪
評者: 武田 肇
2020-12-02 民団新聞  
2020-11-05 大阪日日新聞  朝刊
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重版情報

2刷 出来予定日: 2021-01-06
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新聞記者(ハンギョレ新聞)出身の新米外交官が、第18代駐大阪大韓民国総領事に。 2018年4月の総領事赴任直後から総領事としての活動をブログで公開。 その218話をまとめる。◉好評2刷◉

紹介

新聞記者(ハンギョレ新聞)出身の新米外交官が、管轄地(大阪・京都・
奈良・和歌山・滋賀)の人や場所、行事を訪ね、見て聞いて話し、感じ
たあれこれ。
2018年4月の第18代駐大阪大韓民国総領事赴任直後から総領事としての
活動をブログで公開しており、2020年7月までの218話をまとめた。

目次

001 生花インターナショナル大阪支部イベント出席
002 言論弾圧事件の現場、朝日新聞阪神支局を訪問
003 セレッソ大阪、尹晶煥監督を応援
004 朝日新聞大阪本社を表敬訪問
005 大阪韓国総領事館、5月10-13日に移転
006 関西から韓日友好関係を築いていこう:大阪韓国文化院20周年美術展
007 日本における韓国青年の就業機会増大
008 近畿大学が創った新コンセプトの図書館
009 韓国芸術院美術展・日本特別展:韓国の報道
010 一回の投資で長く労せずに「展示品外交」
011 民族学級の生徒たちの運動会
012 和歌山県庁と和歌山新報社
013 奈良県庁、奈良市役所、奈良新聞社
014 歴史的な重さに比べ管理が疎かな耳塚
015 関西地域こそ韓国系民族学校の本拠地
016 大きな流れは対立から平和に
017 純血主義よりハイブリッド主義
018 日本における韓国語教育の先駆者、天理大学
019 尹東柱の詩の朗読大会とK-POPカバーダンス日本コンテスト
020 民族教育の先生達の体育大会に参加
021 京都大学、大阪大学、立命館大学、連続訪問
022 民団主催の歓迎式記事:金吉浩の“済州Today” コラム
023 バレーボール日本代表チームの競技観戦
024 外交官になって読んだ『外交外伝』
025 韓国総領事が訪問したのは初めて:パナソニック
026 日本語を話す大阪地域の総領事会親善パーティー
027 震度6の大地震に襲われて
028 出勤してすぐ地震対応室を設置
029 大阪地震に関連、NHK WORLDがインタビュー
030 授業参観が民族学級の生徒や関係者の力になれば
031 尹東柱と鄭芝溶の詩碑がある同志社大学訪問
032 気分転換と視察を兼ね大阪城へ
033 マリ出身Oussouby SACKO(ウスビ・サコ)京都精華大学学長の魅力
034 モーター製造で日本一:日本電産
035 「最近の韓半島情勢と韓日関係の展望」講演
036 食事を共にすることの大切さ
037 韓国人観光客にオンラインで熱中症注意喚起
038 韓日協力の現場、宇治市ウトロ地区訪問
039 国際派・親韓派の滋賀県知事と歓談
040 田中均元外務省審議官の講演を聞く
041 K-POPに次ぐ韓国料理の人気
042 社会的価値と人間性の重視:オムロン
043 日本の、世界の平和のための民族学級
044 心温まる印象の大阪市立大学学長
045 米国人宣教師が設立した関西学院大学
046 沈當吉(初代)から沈壽官(15代)まで420年
047 各国公館が催す国ごとの記念行事
048 “들어가지 마라”から“들어가지 마시오”へ
049 千利休と与謝野晶子を生んだ堺市
050 朝鮮通信使に随行した外交官の雨森芳洲
051 韓国と縁の深い京都の世界的企業:京セラ
052 観光地になった生野コリアタウン
053 韓国と日本の政治イベントを包む空気
054 第一次米朝サミット後に開催した「韓半島情勢講演会」
055 休暇中、米朝首脳会談に関する月刊誌特集を読破
056 故郷の家・京都を多文化共生、国際化の中心地に
057 韓国観光公社主催「日韓ぐるタメフェス」
058 日本の歴史認識を批判しなかった光復節での大統領祝辞
059 民族学校は在日同胞社会の中心たれ
060 金大中-小渕共同パートナーシップ宣言から20年
061 忘却と記憶の対決:浮島丸沈没事故73周年
062 和歌山市・大津市の市長、和歌山県・滋賀県の民団を訪問
063 高麗創建1100年を記念し三美術館が連携して高麗展
064 韓国の芸術文化に対する興味の幅が広い関西地域
065 A Korean Diplomat in Japan
066 さまざまな自然災害に襲われた大阪
067 韓日の観光1千万人時代、量から質への転換を
068 渦中の人より確かな外部専門家の観察眼:ダイワハウスを訪問
069 正使として参加した朝鮮通信使の再現行列
070 日本最古の継続している大学、龍谷大学
071 奈良の奈良女子大学と東京の御茶の水女子大学
072 朝鮮陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館
073 1ヵ月の間に2度の「非常に強い」台風
074 自然科学分野でノーベル賞受賞者を輩出し続ける日本
075 開天節に日本の若者によるK-POPカバーダンス公演
076 ドイツと韓国が隔年で10月3日に催すレセプション
077 二つの講演:歴史から現代へ、現代から歴史へ
078 「新聞も出すデジタルメディア」になったNYT
079 韓日の政治学者京都で会議:価値観の共有よりテーマの共有
080 供給者(官)本位から消費者(民)本位のサイトへ
081 京都には尹東柱詩碑が三つある
082 在日同胞との関係づくりこそ日本の多文化社会への第一歩
083 政治に先んじて横になり、政治より先に立ち上がる経済活動
084 文在寅政権の平和構想と韓日関係について講演
085 新羅・高麗の宝物に日本という外国の地で接する
086 アリランファンタジー、大阪生まれの安藤忠雄氏とコシノジュンコ氏
087 脱権威・脱官僚主義で世襲経営の世界的企業:村田製作所
088 世界津波の日に合わせて開かれた高校生サミットin和歌山
089 文大統領の自伝『運命』の翻訳出版がもたらした邂逅
090 四天王寺ワッソの祭りに祝辞を送らなかった安倍首相
091 京都のほか福岡・岡山・鹿児島にもある耳塚
092 創立70周年を祝った和歌山県と奈良県の民団地方本部
093 第4回大阪韓国映画祭で来阪したファン・ジョンミン
094 総領事館1階ホールで教師と生徒の協働アートショー開催
095 海外初の済州四・三犠牲者慰霊碑の除幕式
096 関西地域の民族教育関係者の研修会
097 世宗研究所と韓国国際交流財団が主催した韓日関係シンポジウム
098 民族教育の意味をあらためて熟考した一日
099 なぜ民族教育が大事なのか
100 渡来人・行基・雨森芳洲・朝鮮通信使・滋賀県民団70周年
101 大阪の各国総領事一行、静岡県の招聘で静岡を訪問
102 ノーベル賞受賞者との縁で有名な小野薬品工業
103 韓日の文化差:国立民族学博物館
104 2018年の仕事納め
105 原発ゼロ論者に変わった小泉純一郎元首相
106 職員だけでの2019年仕事始め
107 『世界』2月号に掲載された慰安婦問題のインタビュー
108 韓日の政府間対立を民間・地方に拡散してはならない
109 問題を持続的に解いていく過程こそ人生であり歴史…
110 関西・伊丹・神戸空港を運営する関西エアポート
111 ゲーム・ギャンブルの博士課程がある大阪商業大学
112 5千人の卒業生輩出を目前にした白頭学院建国高等学校
113 『大阪日日新聞』のインタビュー記事
114 サッカーで結ばれた慶北慶山市と京都府城陽市の友情
115 「韓半島情勢の展望と韓日関係」をテーマに講演会開催
116 校庭に高句麗碑が建っている大阪経済法科大学
117 3日連続で尹東柱詩人追悼行事に出席
118 日本人生徒の方がはるかに多い京都国際高等学校
119 訪ねていく市・区役所方式の対民間サービス
120 京都の「チョゴリときもの」フォーラムで小倉紀蔵教授と対談
121 日本で迎えた「三一運動から百年」
122 「最近の対立は一瞬」と大阪教育大学学長
123 日本に自然災害の恐怖があるように戦争の恐怖がある韓国
124 朝日新聞大阪本社で藤井代表と談論風発
125 韓国の大阪総領事として初めて生野区役所を訪問
126 済州四・三の71周年慰霊祭
127 滋賀県甲賀市の信楽町にある MIHO MUSEUM
128 韓日情勢に関係なく韓国修学・研修旅行を行う智辯学園
129 韓国観光公社大阪支社主催のコリアン・ディナーショー
130 大阪での生活も1年、「大阪学」を勉強する
131 大阪韓国文化院のリニューアルオープン
132 浄土真宗東本願寺派の大谷大学
133 OK培貞奨学財団と金剛学園の業務協約
134 チョ・スミと共に、大阪に響いた韓日のハーモニー
135 尹東柱が学友と歩いた宇治川沿いの道
136 日経関西版のインタビュー記事
137 在日同胞社会の世代交代とアイデンティティ
138 駿台観光&外語ビジネス専門学校の韓国語科が大人気
139 G20首脳会議にちなんだ韓国文化公演の第二弾
140 データサイエンス学部を有する国立総合大学の滋賀大学
141 在日詩人金時鐘氏の渡日70年記念シンポジウム
142 過去の枠組みでは捉えられない韓日の新潮流
143 二日後に迫ったG20サミット
144 暴雨に始まり曇り空で終わったG20大阪サミット
145 多様な分野の同胞代表が文大統領夫妻と共にメインテーブルに 
146 韓日「歴史葛藤」の中、雨森芳洲庵を再訪
147 夏の甲子園にあと一歩届かなかった京都国際高校
148 釜山-大阪を海の道でつなぐサンスターライン創立20周年
149 悪化の一途をたどる韓日関係の中での光復節行事
150 台風で1日遅れた浮島丸犠牲者74周年追悼式
151 電子デバイス産業新聞のサンスターライン記念式関連記事(転載)
152 日本女性の共感を巻き起こした『82年生まれ、キム・ジヨン』
153 デザインと建築など芸術性を兼備した工業大学:京都工芸繊維大学
154 2019年大阪 K-POPカバーダンスフェスティバル
155 パンソリなど韓国の魅力にはまっている奈良教育大学学長
156 奈良県明日香村で隔年開催の韓日交流事業:歴史の道2019
157 FIVB Volleyball Women’s World Cup 2019 in Japan
158 若者の交流拡大をめざし日本初のeスポーツ韓日交流戦
159 韓日関係が困難な時こそ生かすべき「朝鮮通信使精神」
160 韓日伝統芸術の名人達が協演した文化公演「同行」
161 大盛況だった「ハングルの日」記念レセプション
162 日本の宝、大阪生野コリアタウン
163 堺まつりに40年以上参加している民団のパレード
164 奈良正倉院展と斑鳩中宮寺の弥勒菩薩像
165 尹東柱のように自分の思いを発信したい
166 「こんな韓国ご存じですか」
167 韓国の勲褒章と民主平和統一諮問会議委嘱状の伝達式
168 安重根東洋平和論をテーマに国際会議、龍谷大学で開催
169 時代別に韓日交流を再現する「四天王寺ワッソ」満30年に
170 韓日対立の淵源に遡り韓日関係の望ましい方向を探る
171 長い韓日交流史のなか悲痛の時期を代表する耳塚
172 『中日新聞』滋賀版の特集「誠信の交わり隣国への思い」
173 第11回韓国・関西経済フォーラム、大阪総領事館単独で開催
174 人権を柱に!文化をキーワードに!多文化共生社会の実現を!
175 来年4月に実施される韓国国会議員選挙
176 生野の在日画家、洪性翊氏の半生記『どや、どや、どや』出版記念会
177 大阪韓国映画祭、李順載氏を招き11月22-24日に開催
178 龍谷大学国際学部の学生に講義
179 大阪総領事館・民団大阪地方本部共催同胞和合・感謝の会
180 滋賀県のオンドル遺跡、鬼室神社、発酵食品の鮒ずし
181 民団婦人会の滋賀県・奈良県本部、創立70周年行事を開催
182 「ふじのくに」静岡県の優れた対外広報戦略
183 民族教育を支える二人の在日同胞に褒章伝達
184 日韓親善京都府議会議員連盟の年次総会
185 日本の若い人たちの驚くばかりの韓国語能力
186 大阪韓国総領事館新庁舎の建設契約締結、2022年5月に完成予定
187 総領事館の職員とトックスープを食べ、2020年をスタート
188 京都と大阪の違いが民団行事にも
189 在日韓国奨学会初の韓国総領事講演
190 民族教育功労者12名に総領事表彰授与式
191 生野コリアタウンのトイレ設置提案に松井一郎市長が即答
192 韓国在外同胞財団、ハングル学校教師を対象に現地研修会を実施
193 2020年度事業に関する官民合同ワークショップを開催
194 韓国系の民族学校三校のそれぞれ特色ある卒業式
195 同志社大学次期学長も参加した尹東柱追悼行事とシンポジウム
196 『中日新聞』の企画記事に登場した人々、雨森芳洲庵で座談会
197 熱気あふれたオリニ・ウリマル・イヤギ・カルタ大会
198 新型コロナの緊張の中で行われた「関西韓国経済人会議」発足
199  「誠信の教え隣国結ぶ」座談会記事、「嫌」という言葉なくさねば
200 新型コロナ以前・新型コロナ以後
201 日本政府、韓国からの旅客に3月9日以後「入国封鎖」
202 新型コロナ対策: 「最大」検査の韓国と「選別」検査の日本
203 関西地域の民族学級講師と懇談会
204 大阪民団の支団長たちと会い、現場の声を聴取
205 2025年万博協会事務局を訪ね、会場予定地を視察
206 「コロナ禍が関西経済に及ぼす影響」講演
207 コロナ禍中、大阪総領事館管轄地の第21代総選挙投票率48.5%
208 苦難を共有できるのは苦境にある人々
209 日本の批判的知識人、内田樹先生と談笑
210 「母国の力」が在日同胞の自負心の源
211 テレワークと韓国系民族学校のオンライン授業
212 新赴任領事たちと東洋陶磁美術館見学
213 管轄地域内すべての民団支団長と懇談会完了
214 「日本の中の韓流」その原因を探るシンポジウム開催
215 四天王寺ワッソの中止と全世界在外公館長会議の開催
216 4ヵ月半遅れの三一節記念式典挙行
217 大阪で初めて開催された在日韓国商工会議所総会
218 『愛の不時着』が巻き起こした「第4の韓流ブーム」

前書きなど

大阪、京都を含む関西一帯は、古代から韓半島との交流が一番先に
始まり、現在も人的交流が最も活発に行われ、日本の中で在日同胞
が最も密集して暮らしている場所という3つの特徴を備えています。
(中略)私は政府間の仲が悪かったとしても、いやむしろ悪い時で
あるほど、関西の持つ魅力を活かし、「関西が導く韓日友好関係」
を築き上げていきたいと思っていました。関西の活発な交流と協力
を通して、国同士の葛藤が少しでも緩和されることを願いました。
                      「はじめに」より

著者プロフィール

呉 泰奎  (オ テギュ)  (

1960年韓国忠清南道生まれ。1984年ソウル大学政治学科卒。
1997年~1998年慶応大学法学部訪問研究員。1986年~韓国
日報記者。1988年~2017年3月ハンギョレ新聞記者、東京
特派員、スポーツ部長、社会部長、民族国際部門編集長、編
集局首席副局長、デジタルメディア本部長、出版局長、論説
委員、論説委員室長。
2013年第60代 寬勳 (Gwanhun)クラブ総務。2017年ソウル大
学日本研究所客員研究員。2017年東西大学日本研究センター
招聘研究委員。2017年韓・日日本軍慰安婦被害者問題合意検
討タスクフォース委員長。
2018年 4月より第18代駐大阪大韓民国総領事。

上記内容は本書刊行時のものです。