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私の法隆寺物語 髙田 良信(著) - 東方出版
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私の法隆寺物語

発行:東方出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ22mm
重さ 605g
445ページ
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-86249-387-3
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年3月26日
書店発売日
登録日
2020年2月21日
最終更新日
2020年3月7日
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書評掲載情報

2020-05-08 日本経済新聞    夕刊
評者: 編集委員 岡松卓也

紹介

12歳にして法隆寺に入寺して以来、寺内に眠る史料の探索、
文化財の研究から「法隆寺学」の確立をライフワークとした
学僧、髙田良信の最後の著作。
日本最初の世界文化遺産となった法隆寺の、昭和資財帳編纂
の成果から、古代から現代までを描ききったドラマ200話。
口絵4ページ。

目次

 まえがき  興福寺寺務老院 多川俊映

斑鳩―大ケヤキに群れ遊ぶ鳥/藤ノ木古墳の謎とロマン①―
被葬者を意識した太子/法隆寺建立前後の仏教―教義が政治
の基礎に/太子道をゆく―伝承の道さまざま/斑鳩寺炎上―
再建・非再建の迷路/大坂冬の陣と法隆寺―家康が阿弥陀院
へ/排仏の嵐の中で―幕末の混乱/真言宗へ所轄依頼―整理
統合求める布告/法隆寺宝物の重要性―壬申の文化財調査/
待望の法相宗独立―上野での解協議/救世観音の秘仏化―白
布に巻かれて/百年前の法隆寺―子規は何を見たか/百万塔
の譲渡―復興へ苦悩の決断/聖徳太子1300年御忌奉賛会―渋
沢栄一を説得/法隆寺の後継者―佐伯良謙を迎える/無残、
金堂炎上―国内外に衝撃/聖徳宗へ―難しかった円満独立/
法隆寺の小僧となる―江戸時代のような寺内/古い瓦との出
会い―宝探しに熱中した日々/法隆寺資料の収集―充実の法
隆寺年表作成/棟札や瓦銘が語る―匠が残した当時の世相/
法隆寺住職の就任式―「印鎰之儀」を再興/世界遺産登録決
定―ファクスで登録通知/昭和資財帳完成を祝う―「国宝法
隆寺展」に反響/法隆寺別当第を改正―古文書を整理して/
ルーブルの百済観音―シラク大統領の拝観/百済観音堂落慶
―5日間の大法会/法隆寺住職を勇退―住職の任期5年を提唱
/等全200話

 あとがき  帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐弓子

 髙田良信長老猊下、そして読者の皆様へ
              朝日新聞編集委員 小滝ちひろ

前書きなど

 本書は、法隆寺の歴史に通暁されその管主を勤められた髙田良信
さんの最後の著述といってよく、奈良新聞に連載された「私の法隆
寺物語」をまとめられた一書である。
 連載期間は、平成13(2001)年6月から月1回のペースで、
平成30(2018)年2月の200回で掲載終了した。実は、良信
さんの遷化は平成29年4月で、翌5月は休載したものの6月から再
び掲載され(192回)、全200回に至ったものである。つまり、
かなり早い段階で200回まで書き進められ、掲載担当記者に手渡
されていたのだ。いずれにせよ、連載終了を2月にもってこられた
のは、常にお太子さんご命日の2月22日を強く意識しておられた、
いかにも良信さんらしい几帳面さだ(当日はご自身の誕生日でもあ
る)。先ずは、それが偲ばれる。(略)
         「まえがき」より 興福寺 寺務老院 多川俊映

著者プロフィール

髙田 良信  (タカダ リョウシン)  (

1941年奈良県生まれ。53年佐伯良謙・法隆寺管主の徒弟となる。
龍谷大学大学院修了。法隆寺執事、執事長などを経て、95年に
法隆寺第128世住職・聖徳宗第5代管長に。98年百済観音堂の
完成を機に退任し、法隆寺長老となる。前法隆寺実相院住職。
法隆寺昭和資財帳と法隆寺史の編纂を提唱し、法隆寺学をライ
フワークとして執筆・講演を続けた。2017年4月遷化。
『法隆寺辞典法隆寺年表』(柳原出版)、『髙田長老の法隆寺
いま昔』(朝日選書)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。