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漱石と戦争・植民地
満州、朝鮮、沖縄、そして芸娼妓
四六判
152ページ
並製
価格
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年12月13日
- 書店発売日
- 2018年12月18日
- 登録日
- 2018年12月7日
- 最終更新日
- 2018年12月26日
紹介
夏目漱石は、それぞれの時代、政治状況でどう考え、どう動いた
のか。こうした面での漱石研究は進んでいない。戦争、満州、朝
鮮、沖縄、さらに芸娼妓の問題に対する漱石のスタンスはどうで
あったのか。漱石の著作等を読み込み、それがどのような場面・
状況での発言等であったかを検討しながら具体的に見ていき、漱
石の「変化」ということを提起する。
目次
第一章 漱石と戦争―戦争観の変化
第二章 漱石と旅順、漱石と京城(漢城)
―「満韓ところどころ」と「日記」のあいだ
第三章 漱石と朝鮮(1)―「王妃の殺害」
第四章 漱石と朝鮮(2)―「朝鮮の王様」、「朝鮮の統監府にいる友人」
(「それから」)、他者の視線、宗助(「門」)のうめき、「小林」と
「吉川夫人」(「明暗」)
第五章 漱石と沖縄―見えない琉球
第六章 漱石の感覚―「他者」の嗅ぎ分け
第七章 漱石の変化―夏目漱石は幸徳秋水をどう見ていたのか
第八章 漱石と娼妓、漱石と芸者
補論 近代公娼制成立をめぐる考察
補論1 大久保利通と「公娼」
補論2 日本の近代公娼制成立と大英帝国駐日公使パークス
索引(作品名)
上記内容は本書刊行時のものです。