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大阪の近代 大谷 渡(編著) - 東方出版
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9784862492203

大阪の近代 (オオサカノキンダイ) 大都市の息づかい (ダイトシノイキヅカイ)

歴史・地理
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発行:東方出版
A5判
240ページ
上製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-86249-220-3   COPY
ISBN 13
9784862492203   COPY
ISBN 10h
4-86249-220-7   COPY
ISBN 10
4862492207   COPY
出版者記号
86249   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年8月
書店発売日
登録日
2013年7月8日
最終更新日
2013年8月21日
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紹介

激変する大都市大阪の明治から大正、そして昭和へと、流れゆく歴史の波に眼を凝らし、
人々の息づかいに耳を澄まし、都市の姿の変遷を「形」と「心」の両面から具体的に跡
付け、巨大都市大阪の今日の姿の意味を考える。写真・図版多数。

目次

  はしがき

序 章 20世紀の息吹の中で
 女性の覚醒/女性記者の登場/第五回内国勧業博覧会/日露戦争下の心情/黒煙朦朧たる都/新しい女性の先駆

第1章 悲しみと希望
 大阪紡績の大火/火災後の経営方針/景気回復と増錘問題/綿花輸入・綿糸輸出免税請願/綿糸輸出への動き/
 日清戦争後の景況/職工の争奪/雇用の実態/衛生問題/紡績会社と火災保険/燐寸工業と清国商人/工業化の
 様相/夢と現実/工業の街,職工の街

第2章 『大阪時事新報』に見る明治後期の衛生環境
 明治後期の衛生状況/天満の煤煙/大都市の塵芥/淀川減水問題/川辺の生活/家屋とペスト/伝染病と職工/
 紡績職工日記/明治末年の桃山病院
 
第3章 新聞作家と道頓堀五座
 道頓堀という空間/新聞小説の上演/宇田川文海の人気作品/「若緑二葉松」の上演/渡辺霞亭の「青松葉」/
 「青松葉」の上演/新派劇の人気/観客層の変化と菊池幽芳/「乳姉妹」の劇評 /「百合子」の上演/新派劇の
 行方/劇場の変化  
  ◆コラム 大正期の「角座」改修図面

第4章 大阪五花街断章
 「遊所」の整理統合/花街の繁栄/五花街での事件/北の大火/娼妓取締規則下の実態/娼妓待遇問題/南の大火

第5章 「北船場」地域の会社の変遷
 大阪船場と会社/1907から25年までの推移/地価の高騰とビルディング/設立年からみた特徴/資本金からみた特
 徴/北浜・今橋・高麗橋の素描/激変する街

第6章 師団移転・公園化の構想
 師団移転の「意見書」/移転案への反応/城南射撃場流弾被害/住宅難と第4師団/風紀・衛生・過密の問題/都市
 計画と第4師団/公園化の構想/陸軍施設の整理案/関東大震災の影響
  ◆コラム 椎原兵市の「大阪城趾公園設計案」

第7章 航空機時代の女性記者
 飛行機の時代/夏の甲子園/最高のモダン女性/「飛行機上から見た大阪」/ヨーロッパでの活躍/国際ジャーナリス
 ト/大空に飛ぶ/福沢桃介と武内作平の手紙/「大阪風物詩」

第8章 織田作之助が愛した街
 『夫婦善哉』の出版/ラジオドラマの台本/放送劇「猿飛佐助」/「十六夜頭巾」の放送/「夢想判官」と焼土大阪

第9章 『大阪新聞』のコラムと司馬遼太郎
 記者時代に執筆/大阪を取り上げたコラム/「大阪の郷土文学」「楢重の25回忌」/「おお聖夜」と「54年を葬送する」
 /コラム「世相あらかると」

  あとがき
  索引

前書きなど

 本書は、近現代都市大阪の形成・展開・変容過程との関連において、都市の姿の変遷を「形」と「心」の両面から具体的に跡付け、
巨大都市大阪の今日の姿の意味を考えるひとつの手立てとなればとの思いから編集を試みた。ここに言う「形」とは、大阪の街の姿の
変化であり、「心」とは人びとの暮らしの中の幸福や悲しみ、希望などを指している。
 街が姿を変えていく内側には 、人の暮らしの営みが多様な形の層をなして、時には長く深く、時に短く、明滅を繰り返しながら息
づいている。激変する大都市の明治から大正、そして昭和へと、流れゆく時代の波に目を凝らしながら、人びとの息づかいに耳を澄ま
し、改めてその姿と意味を浮かび上がらせることができればと思う。叙述の対象は、日本が本格的な資本主義形成期に入った1890年代
から、戦後復興を経て高度成長が始まった1960年代初めまでとした。

著者プロフィール

大谷 渡  (オオヤ ワタル)  (編著

1949年奈良県生まれ。関西大学文学部教授。関西大学大阪都市遺産研究センター研究リーダー。日本近現代史専攻・
博士(文学)。関西大学文学部卒業、関西大学大学院修士課程修了。著書に、『管野スガと石上露子』『天理教の史
的研究』『北村兼子 炎のジャーナリスト』『大阪河内の近代』『台湾と日本 激動の時代を生きた人びと』『看護婦た
ちの南方戦線 帝国の落日を背負って』があり、編書に『石上露子全集』(いずれも東方出版)がある。
奈良県磯城郡在住。

相良 真理子  (サガラ マリコ)  (

関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程(日本近現代史),関西大学大阪都市遺産研究センター研究員。

橋寺 知子  (ハシテラ トモコ)  (

関西大学環境都市工学部准教授(建築史・建築意匠),同研究センター研究員。

岡野 佑也  (オカノ ユウヤ)  (

関西大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了(日本近現代史).

浅野 阿貴  (アサノ アキ)  (

関西大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了(日本近現代史)。

平戸 仁  (ヒラト ジン)  (

関西大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了(日本近現代史)。

岩田 陽子  (イワタ ヨウコ)  (

関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程(日本近代文学)、同研究センター研究員(2012年度)。

王 海  (オウ カイ)  (

関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了(アジア文化論),同研究センター研究員。

上記内容は本書刊行時のものです。