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「食べる」思想 : 人が食うもの・神が喰うもの
発行:洋泉社
縦20mm
222ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年3月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2010-05-30 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
私たちは「食べる存在」であるから、「われ思う、ゆえにわれあり」ではなく、敢えて、こう言わなければならない。-近代哲学が意識の外においてきた、「食としての存在」が「私」という存在を根本で支えていることの意味を根源的に問う。いのちと「食」をめぐる問題に一石を投じる問題作。
目次
はじめに「われ食べる、ゆえにわれあり」-「一口サイズ」の問題へ
1 人の食「食べもの」とは何か
2 神の食「供犠」という思考の考え方
3 吉本隆明の「食」への思いについて
4 宮澤賢治と「食べる」童話
5 「カニバリズム」批判
6 人を食べる「絵本」の怖さと楽しさ-「混合生物」小論
7 鳥山敏子の「にわとりを殺して食べる授業」批判
上記内容は本書刊行時のものです。