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出版者情報
HTML5 ゲーム開発の教科書
- 初版年月日
- 2019年9月25日
- 書店発売日
- 2019年9月17日
- 登録日
- 2019年8月21日
- 最終更新日
- 2019年8月21日
紹介
ブラウザゲームは、Flash時代にさまざまなゲームが登場し興隆を極めましたが、ここ数年「HTML5&JavaScript」への移行が進み、ゲーム会社各社から本格的なスマホゲームが続々登場したことで、再び注目を集めています。
本書は、enzaのHTML5ゲーム開発に関わった著者が、そこで培われたHTML5ゲーム開発のノウハウを公開した1冊です。
開発環境としては、JavaScript高級言語として利用者の多い「TypeScript」と、2Dレンダリングライブラリ「PIXI.js」を用いて、タワーディフェンス型の本格的なスマホゲームの制作過程を順を追って解説しています。ステップごとの開発工程はGithubにて公開しており、必要なソースコードをダウンロードして実際に試しながら、学習を進めることができます。
HTML5でのゲーム開発では、Unityなどのゲームエンジンを用いたネイティブゲーム開発とは異なり、ブラウザやサーバーとのやりとりに関する知識が必要になります。本書では、ゲーム開発で必要なそれらの知識もコンパクトにまとめています。また、Chromeを使ったデバッグや、パフォーマンスの最適化など、ゲームをリリース品質するために必要な情報も解説しました。
目次
●準備編●
1章 HTML5ゲームとは
1-1 ブラウザゲームの変遷と現在
1-2 本書で取り上げるPIXI.jsとそのほかのJavaScriptライブラリ
1-3 本書で制作するHTML5ゲーム
2章 開発環境の構築
2-1 本書の開発環境の全体像
2-2 PIXI.jsとTypeScriptの開発環境のインストールと構築
2-2 PIXI.jsでのゲーム制作の基本
●基礎編●
3章 ゲームづくりの基本要素
3-1 ゲーム要素とブラウザ技術
3-2 シーンを作る
3-3 リソースのダウンロード
3-4 サウンドの再生
3-5 フォントを利用する
3-6 メインループ
4章 ゲームを作り込む
4-1 PIXI.jsによる描画
4-2 UIシステムを作る
4-3 スプライトシートによるアニメーション
4-4 タッチ操作と連動する背景
4-5 ユニットをスポーンするゲームロジックの実装
4-6 ユニットを対戦させるゲームロジックの実装
4-7 拠点の追加・勝敗判定のゲームロジックの実装
●応用編●
5章 ゲームをデバッグする
5-1 Chromeのデベロッパーツールによるデバッグ
5-2 Chrome拡張の活用
6章 ゲームを最適化する
6-1 デバッグツールで検知できるパフォーマンスの解決
6-2 ブラウザへの最適化:ライフサイクルイベント
6-3 ブラウザへの最適化:ストレージの利用
6-4 ブラウザへの最適化:データの秘匿
上記内容は本書刊行時のものです。