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ゆるキャラ論 犬山秋彦(著) - ボイジャー
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ゆるキャラ論 ~ゆるくない「ゆるキャラ」の実態~

発行:ボイジャー
新書判
縦18mm 横10mm 厚さ2mm
416ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86239-079-0
Cコード
C0295
一般 新書 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2012年11月
書店発売日
登録日
2013年7月12日
最終更新日
2015年1月7日
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書評掲載情報

2013-06-16 日本経済新聞
評者: 奥野卓司(関西学院大学教授)

紹介

ボイジャーオリジナルの電子書籍、待望の印刷版登場!「ゆるキャラ」とは、地域に根ざしたマスコット・キャラクターを意味します。いまやゆるキャラ関連のニュースを連日見聞きし、「ひこにゃん」や「せんとくん」などゆるキャラの存在は一般的なものになりました。その数は1200体とも1600体とも言われています。しかし、地域活性化を目的にはじまったゆるキャライベントが、ひこにゃん以降、代理店が絡むビジネスへと発展。ゆるキャラ自身もTwitterなどでつぶやきはじめ、政治的な発言からの炎上騒動もありました。ゆるキャラを上手に活用できれば、行政課題の解決やコミュニティ・ビジネスにつながりますが、一歩間違えれば担当者は責任を問われ、着ぐるみは倉庫行き。果たしてゆるキャラは自治体を助ける救世主になり、ビジネスとして成立するのでしょうか?

著者は犬山秋彦氏と杉元政光氏のライター2人。犬山氏は自身でもゆるキャラを運営し、キャラクターコンサルタントとしても活躍中。本書にその体験とノウハウをまとめました。杉元氏は地方自治の総合情報誌『月刊ガバナンス』(ぎょうせい刊)などでゆるキャラ連載を長年続け、取材を通じて現場の声を数多く聞いています。ゆるキャラに関わるプロ2人が、豊富な事例を通して、いま知っておくべきゆるキャラの活用法や意外な現状をご紹介します。

また、本書にはゆるキャラの名付け親でもある、元祖おたく・みうらじゅん氏と北海道長万部町のゆるキャラ「まんべくん」を運営するエム社の佐藤健次郎社長の独占インタビューを掲載。現時点でのゆるキャラを全方位的に語り尽くした1冊となっています。

目次

目次
はじめに ゆるキャラとは何か? 犬山秋彦
図版(ゆるキャラブーム略年表)

第1章  ゆるキャラ前夜 犬山秋彦
第2章 戸越銀次郎と大崎一番太郎の誕生 犬山秋彦
第3章 ゆるキャラブームとは何だったのか? 犬山秋彦
第4章 SNS時代のゆるキャラ 犬山秋彦
第5章 ゆるキャラは儲かるのか? 犬山秋彦
第6章 ブームから文化へ 犬山秋彦
第7章  ゆるキャラの現場2009―2010 杉元政光
    プロローグ
2009年(全9事例)
1 ひこにゃん(滋賀県 彦根市)
2 なみすけ(東京都 杉並区)
3 ゆる玉応援団(埼玉県+15市町)
4 ぐんまちゃん(群馬県)
5 イカール星人(北海道 函館市)
6 いが☆グリオ(三重県 伊賀市)
7 ヨネギーズ(鳥取県 米子市)
8 うにまる(北海道 奥尻町)
9 たんぽ小町ちゃん(秋田県 鹿角市)
〈コラム1〉ゆるキャラ×ゆるキャラ

2010年(全11事例)
10 ニャオざね(埼玉県 熊谷市)
11 えべチュン(北海道 江別市)
12 じーも(北九州市門司区)
13 やなな(岐阜県岐阜市 柳ヶ瀬商店街)
14 むすび丸(宮城県)
15 がくとくん(福島県 郡山市)
16 かわら食人カワラッキー(愛知県 高浜市)
17 のとドン(石川県)
18 たきのみち(滝ノ道)ゆずる(大阪府 箕面市)
19 もーにくん&もーにちゃん(愛媛県宇和島市)
20 ハッスル黄門(茨城県)
〈コラム2〉ゆるキャラ×グッズ

2011年(全11事例)
21 ぐりぶー(鹿児島県)
22 唐ワンくん(佐賀県 唐津市)
23 大崎一番太郎(東京都品川区「大崎駅西口商店会」)
24 はち丸(名古屋市)
25 ニーラ(山梨県 韮崎市)
26 さくっと十四郎&麺田チュルみ(大分県 別府市)
27 とつか再開発くん(横浜市・「戸塚駅西口再開発事業」)
28 カンちゃん(秋田県「秋田市上下水道局」)
29 なんじぃ(沖縄県 南城市)
30 ムズムズ(富山県 射水市)
31 くまモン(熊本県)
〈コラム3〉ゆるキャラと震災 
エピローグ

第8章 本書語り下ろし 特別インタビュー
その1「まんべくん」炎上事件の顛末とその後 エム社 佐藤健次郎
その2 僕の好きだったゆるキャラはもういない みうらじゅん

おわりに 私にとってのゆるキャラ 杉元政光

著者プロフィール

犬山秋彦  (イヌヤマ アキヒコ)  (

1978年東京都生まれ。ライター、デザイナー、キャラクターコンサルタント。自衛隊勤務、テレビゲームのシナリオアシスタント、ディズニーキャストなどを経て現在に至る。戸越銀次郎・大崎一番太郎など「ゆるキャラ」のデザイン、プロデュースを行う傍ら、『週刊戦国武将データファイル』(デアゴスティーニ・ジャパン)、『信長とお江』(徳間書店)など歴史関連の記事・マンガ原作も執筆。著書『ワーキングプア死亡宣告』(共著)、絵本『しんかいくんとうみのおともだち』(イラストを担当)。

杉元政光  (スギモト マサミツ)  (

1961年福岡県生まれ、愛知県で育つ。東京都中野区役所、財団法人日本青年館事業部(日本青年団協議会事務局出向)などの勤務を経て、91年にライターとして独立。以降、地方自治、教育、環境、農業の各専門誌・紙に寄稿する一方で、「多摩川クリーンエイド」などの市民活動に数多く関わる。「古樹巡礼~実りの古木のものがたり~」で日本農業新聞広告賞受賞。著書に『チホーコームインの冒険』(あいわ出版)など。NPO法人 WoodsWorkshop理事。

上記内容は本書刊行時のものです。