書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
手にしたい〝真心の政治〟
安保研リポート選集
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年4月3日
- 登録日
- 2024年3月21日
- 最終更新日
- 2024年8月22日
紹介
いま、知っておくべき内政・外交の重要課題がわかる
元党首や大臣経験者らの手による35編の粒ぞろいの評論!
☆メンバーは、元・内閣官房副長官からマスコミ出身者、外国人留学生まで! アジア太平洋地域の平和と繁栄を考える「安保政策研究会」リポート集
☆ アメリカ大統領選、北朝鮮、ウクライナやガザの戦争などの国際情勢をはじめ、裏金、防衛、選挙制度の問題など、「現在」を知るための重要テーマを幅広く展開
≪執筆者≫※肩書きは元職
浅野勝人(NHK解説委員、内閣官房副長官)、柳沢協二(防衛庁官房長)、赤松正雄(厚生労働副大臣)、星野元男(時事通信台北・香港・北京支局長)、登誠一郎(OECD特命全権大使)、渡辺正人(JICA理事)
【特別寄稿】河野洋平(衆議院議長、副総理、外務大臣)、古賀徹(自民党幹事長、運輸大臣)
他、全15名
「これほどいびつにしか世論を反映しない選挙制度の下での政権交代はまともではありません」(浅野勝人「はじめに①」より)
「いま、自衛隊が戦火を交えることが現実味を帯びて予想される。憲法を言い訳にはできず、自衛隊を使う結果について責任を伴う判断をしなければならない時代になった。(中略)私が危惧するのは、日本には、判断の誤りを検証し修正する政治文化がないことだ。これでは80年前の戦争の誤りを繰り返しかねない。軍事においては、愚かなことが最大の罪である」(柳沢協二『憲法9条は「人生の現実」“a fact of life”』より)
「30年前の改革の結果がこの体たらくで、政治家の責めは重いと自覚している。(中略)今回は与野党とも政治的思惑を超越して、国民の政治不信を払しょくする取組が期待されている。私たちの世代の中途半端に終わった政治改革を「刷新」してほしい」(河野洋平『特別寄稿:見とどけたい”真心の政治”』より)
目次
・はじめに① 手にしたい〝真心の政治〟(浅野勝人)
・はじめに② 若干の自伝的想い出、そして「非戦」へのこだわり(柳沢協二)
・自民党に逆風 派閥裏金事件と政治の危機(菱山郁朗)
・なぜ行き詰った〝岸田政治〟──政治姿勢と政策を分析(浅野勝人)
・やる気があれば〝容易〟→参議院の女性議員〝倍増〟(浅野勝人)
・優秀な人々が、なぜ間違えるのか──戦争学を考える(柳沢協二)
・ガザの愚かな戦争(柳沢協二)
・教訓=ウクライナ戦争と台湾有事(柳沢協二)
・憲法9条は「人生の現実」“a fact of life”──私の体験的憲法論(柳沢協二)
・国民の8割は女性天皇を支持!──それでも、なぜ「愛子天皇」は実現しないのか(登 誠一郎)
・記号式投票の普及が急務(登 誠一郎)
・トランプ再選の可能性は低い(登 誠一郎)
・台湾の新総統に賴清德、民進党政権が継続(星野元男)
・習近平が毛沢東を最大級の称賛──劉少奇の子息・劉源は「党内民主」「個人崇拝反対」で論文(星野元雄)
・習近平は「無我」、共産党員に「自我革命」を要求──マルクスと孔子を結合、「内聖」「外王」で皇帝化(星野元男)
・人知を尽くした「完璧な福島処理水」──中国:国民感情を追い込む〝いき過ぎた批判〟(浅野勝人)
・理解しにくいトランプ支持──米世論のなぞを解く(渡辺正人)
・現地レポート バングラデシュ総選挙と選挙監視活動(渡辺正人)
・グローバルサウス外交のすすめ(渡辺正人)
・自公連立政権の再構築は可能か(赤松正雄)
・三度目の「77年の興亡」──今こそ:地球の危機へ国家ビジョン論争(赤松正雄)
・ポイントは3点=農業をもっと豊かにする!(中村竜彦)
・安保政策大転換も 防衛論議は低調(菱山郁朗)
・総選挙に見る大阪人気質(島田博夫)
・北朝鮮ウォッチング 金正恩政権の行方(寺田輝介)
・ピョンヤン(平壌)訪問記──聞かせたいことだけ話す 見せたいものだけ見せる(島田博夫)
・「波乱」の時代を生きる──嵐の中で道を見つけ出そう(徐博晨)
・ベトナムと日本の絆──アジア・太平洋地域の「友好のモデル」(ブイ・マイン・フン)
・重要な内外の進路を指摘!(宇田信一郎)
【特別寄稿】過度な軍事力強化は過ち(古賀 誠)
【特別寄稿】見とどけたい〝真心の政治〟(河野洋平)
【特別寄稿】半世紀──青春の追憶!『こだわりのロッキード事件』(浅野勝人)
上記内容は本書刊行時のものです。