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安倍首相は拉致問題を解決できない 和田 春樹(著/文) - 青灯社
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安倍首相は拉致問題を解決できない

発行:青灯社
四六判
188ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-86228-101-2
Cコード
C0031
一般 単行本 政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年11月22日
発売予定日
登録日
2018年11月7日
最終更新日
2018年11月7日
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紹介

安倍政権のアキレス腱、拉致問題。
安倍政権はいかにして、制裁を強化すれば北朝鮮が崩壊するという佐藤勝巳氏ら救う会全国協議会に支配されるようになったのか。

「拉致問題は日本の最重要課題」「拉致問題の解決なしには国交正常化はない」「致被害者の全員生存・全員帰国」を掲げ、硬直する『安倍三原則』。
これに固執し続ける限り、金正恩委員長と会談は不可能

・拉致問題の歴史と被害者・家族たちの過酷な運命を改めてふりかえる
・小泉元首相の平壌宣言による前進と、その後の決裂
・転換の時を迎えた日朝関係。平和と協力の新時代を開くためには、実行可能な解決方法、可能な限りの事実の解明に基づいた新しい関係が必要


「発想の転換だ! 歴史的背景から説く。全員生存・帰国を唱える安倍首相。
拉致問題存続が政権の生命線では実現不可能」──蓮池 透〈元家族会事務局長〉

「この10数年、日本は変質した。原因の一つとなった日朝関係の全貌を知るのに
本書は最適のテキストである」──青木 理〈ジャーナリスト〉

目次

I あらためて拉致被害者17人の悲痛な運命を考える
II 日朝首脳会談の成功と逆転
III 再度の首脳会談も空しく終わった
IV 敵対行動開始の安倍3原則
V 安倍3原則がストックホルム合意の実行を阻んだ

前書きなど

米朝首脳会談が開かれ、米朝戦争が回避された今は、平和と協力の新時代を開くために、転換の時を迎えています。日朝関係も侵略と植民地支配の時代、朝鮮戦争が生み出した敵対的で、不正常な関係を終わらせ、正常な隣国関係、対話と協力の新時代に入るべきです。そのような決意をかためるなら、そのような不幸な時代に起こった拉致問題についての考え方をあたらしくし、交渉をあたらしくし、あたらしい解決の道を求めるべき時であると思います。問題の解決は実行可能な方法ではからなければなりません。北朝鮮の罪を告発し、非難し、制裁を加えることから転換し、新しい隣国関係をつくるために、謝罪を確認した上で、可能な限りの真実を明らかにし、救える人を救い出し、確認された事実にもとづいて補償をもとめる交渉を行わなければならないと思います。
そのためには安倍三原則を捨てなければなりません。安倍三原則を捨て、方針の転換をはからないかぎり、安倍首相は拉致問題で北朝鮮の指導者と交渉することはできないでしょう。とすれば安倍首相は拉致問題を解決することはできない──そう結論する他ないようです。

著者プロフィール

和田 春樹  (ワダ ハルキ)  (著/文

東京大学名誉教授。1938年生まれ。東京大学文学部卒業。
著書『金日成と満州抗日戦争』(平凡社、1992年)『朝鮮戦争全史』(岩波書店、2002年)
『朝鮮有事を望むのか』(彩流社、2002年)『北朝鮮本をどう読むのか』(共編著、明石書店、2003年)『検証日朝関係60年史』(共著、明石書店、2005年)『日露戦争 起源と開戦』(上下、岩波書店、2009-2010年)『拉致問題を考えなおす』(共編著、青灯社、2010年)『北朝鮮現代史』(岩波書店、2012年)『平和国家の誕生』(岩波書店、2015年)『スターリン批判1953~56年』(作品社、2016年)『アジア女性基金と慰安婦問題』(明石書店、2016年)『米朝戦争をふせぐ』(青灯社、2017年)

上記内容は本書刊行時のものです。