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ふたたびの〈戦前〉
軍隊体験者の反省とこれから
発行:青灯社
四六判
244ページ
並製
定価
1,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年3月
- 書店発売日
- 2015年3月24日
- 登録日
- 2015年3月16日
- 最終更新日
- 2015年3月26日
紹介
ふたたび戦争に向かうのか
92歳、戦後リベラル派の旗手による渾身の訴え
● 戦前と比較して今日の政治・社会状況の似ている面、違う面を確かめ、その危険性を見極め る。
● 戦前、戦争にみちびいた言論の制限と沈黙のらせん、閉鎖的同調社会の成立と排外的国家主 義。その変化を生みだす素地を、今日の愛国心教育や特定秘密保護法、集団的自衛権容認等に見 定め、それらの危険性や今後の展望を体験的に語る。
● 戦前、文学・左翼少年だった著者が軍国青年に変身していった経緯を反省し、今日の時代状況 を憂える。
目次
はじめに
第一章 愛国少年へのゆるやかな歩み
第二章 戦争に向かう空気の危うさ――今日の視点からみる軍国化の要因
第三章 軍国青年の誕生と軍隊体験
第四章 戦後の「短い春」から集団的自衛権容認まで――戦後研究者としての反省
第五章 また戦争に向かうのか――戦前と今日の状況の共通点と違う点
結章 過去から学ぶ教訓と将来への展望
上記内容は本書刊行時のものです。