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城と聖地 中澤克昭(著/文) - 高志書院
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中世学研究 3

城と聖地 信仰の場の政治性

発行:高志書院
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ18mm
重さ 550g
250ページ
定価 3,000円+税
ISBN
9784862152114
Cコード
C1321
教養 全集・双書 日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年9月25日
書店発売日
登録日
2020年8月25日
最終更新日
2020年8月25日
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紹介

武家領主の拠点と信仰の場との間には、いつからどのような関係があるのか、聖地を包摂することで支配を正当化しようとしたのか、地域の信仰の場を守るのも領主の責務だったのか、武家はみずからの本拠にいつから聖地性を求めなくなっていくのか。議論すべき問題は山積しているが、本書では各研究分野の視点から多角的に城と聖地の関係を捉え直す。

目次

序  論…………………………………………………………中澤克昭(上智大学教授)
 「城と聖地」論のアウトライン/「城と聖地」をめぐる論点の整理

中世前期武士団の本領と霊場…………………………………高橋 修(茨城大学教授)
はじめに/湯浅宗重の時代/湯浅の町場の起源/石崎屋敷/白方宿所/湯浅城の位置/おわりに

戦国城館の構造と聖地…………………………………………齋藤慎一(江戸東京博物館学芸員)
 はじめに/戦国城館と聖地/聖地の理解/本拠のモデルと聖地/展望

中世山城と山岳霊場……………………………………………岡寺 良(九州歴史資料館学芸員)
 はじめに/南北朝~室町前期の山城と山岳霊場/戦国期の山城と山岳霊場
 
守護・戦国大名の居城と聖地…………………………………中井 均(滋賀県立大学教授)
はじめに/寺社と共存する守護の城/戦国時代の山城と聖山/各地の中小規模の山城/怖れの場としての聖なる場/織田信長の居城と聖地/地を鎮める/おわりに

織田信長の自己神格化とその舞台装置・安土城………山下 立(安土城考古博物館主任技師)
本稿の視座/宗教思想・美術から見た人神化の様態/武将神格化と城郭/織田信長の自己神格化をめぐって/信長神の鎮座する安土山/信長神の試行と挫折、安土城の意義

近世東アジアにおける城と〝聖地〟…………………………井上智勝(埼玉大学教授)
 序/大陸部諸国の城と〝聖地〟/島嶼部諸国の城と〝聖地〟/結

著者プロフィール

中澤克昭  (ナカザワカツアキ)  (著/文

中澤克昭(なかざわ かつあき) 1966年生れ、上智大学文学部教授。[主な著書]『中世の武力と城郭』(吉川弘文館)、『真田氏三代と信濃・大坂合戦』(吉川弘文館)、『肉食の社会史』(山川出版社)

高橋修  (タカハシオサム)  (著/文

高橋 修(たかはし おさむ) 1964年生れ、茨城大学人文社会科学部教授。[主な著書]『中世武士団と地域社会』(清文堂出版)、『信仰の中世武士団 湯浅一族と明恵』(清文堂出版)、『鎌倉街道中道・下道』(共編著・高志書院)

齋藤慎一  (サイトウシンイチ)  (著/文

齋藤慎一(さいとう しんいち) 1961年生れ、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館学芸員。[主な著書]『中世東国の道と城館』(東京大学出版会)、『中世武士の城』(吉川弘文館)、『日本城郭史』(吉川弘文館)

岡寺 良  (オカデラリョウ)  (著/文

岡寺 良(おかでら りょう) 1975年生れ、九州歴史資料館学芸員。[主な論文]「山寺の考古学」(『季刊考古学』第150号)、「九州における山岳霊場遺跡研究の現状と課題」(『七隈史学』第19号)、「戦国城郭成立前史 : 南北朝期の山城・山寺」(『季刊考古学』第139号)

中井 均  (ナカイヒトシ)  (著/文

中井 均(なかい ひとし) 1955年生れ、滋賀県立大学人間文化学部教授。[主な著書]『信長と家臣の城』(角川選書)、『城館調査の手引き』(山川出版社)、『歴史家の城歩き』(共著・高志書院)

山下 立  (ヤマシタリツ)  (著/文

山下 立(やました りつ) 1959年生れ、滋賀県立安土城考古博物館主任技師。[主な論文]「武将の神格化と新たな神像の誕生―秀吉の神格化と豊国大明神像成立の意義を中心に―」(赤松徹眞編 『日本仏教の受容と変容』永田文昌堂)、「鉈彫と神像彫刻の交差―富山・二上射水神社男神坐像の造形―」(『滋賀県立安土城考古博物館紀要』二三号)、「円空仏への途―神像彫刻史から見た円空作品の位相―」(矢島新編 『近世の宗教美術』 竹林舎)

井上智勝  (イノウエトモカツ)  (著/文

井上智勝(いのうえ ともかつ) 1967年生れ、埼玉大学教養学部教授。[主な著書]『近世の神社と朝廷権威』(吉川弘文館)、『吉田神道の四〇〇年』(講談社)、『近世の宗教と社会2 国家権力と宗教』(共編著・吉川弘文館)

上記内容は本書刊行時のものです。