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ジョイスの迷宮(ラビリンス)
『若き日の芸術家の肖像』に嵌る方法
発行:言叢社
四六判
340ページ
定価
2,600 円+税
2,860 円(税込)
- 書店発売日
- 2016年12月5日
- 登録日
- 2016年11月29日
- 最終更新日
- 2016年11月29日
紹介
■「原=肖像」から『スティーヴン・ヒアロー』を経て『肖像』へと至る10年の歳月は、ジョイスがジョイスになるためにくぐり抜けなくてはならない迷宮だった。光と空を、出口を求めて暗がりのなかで紡がれた言葉を、ジョイス研究の先端をゆく10人の研究者が読み解く。
目次
●おもな目次=〈アリアドネの糸〉となる10の論考と21のコラム
まえがき(道木一弘)
『肖像』―構成とあらすじ、登場人物相関図(小林広直・南谷奉良・金井嘉彦)
本編
第一章 おねしょと住所―流動し、往復する生の地図(南谷奉良)
第二章 『若き日の芸術家の肖像』における音響空間(平繁佳織)
第三章 自伝性と虚構性の再考―『若き日の芸術家の肖像』におけるずれた時間軸の狭間から(田中恵理)
第四章 〈我仕えず〉、ゆえに我あり―間違いだらけの説教と狡猾なスティーヴン/ジョイスの戦略(小林広直)
第五章 盲者の視覚―『若き日の芸術家の肖像』における語りと視覚(横内一雄)
第六章 アクィナス美学論の〈応用〉に見る神学モダニスト的転回(金井嘉彦)
第七章 ヴィラネル再考―ジョイスとイェイツの間テキスト性について(道木一弘)
第八章 象徴の狡知―『若き日の芸術家の肖像』あるいはショイス版「実践理性批判」
(中山 徹)
第九章 スティーヴンでは書けたはずがなかろう―ヒュー・ケナー『肖像』論における作者ジョイスとスティーヴンの関係性(下楠昌哉)
第十章 スティーヴンと「蝙蝠の国」―『若き日の芸術家の肖像』における「アイルランド性」(田村 章)
附編
『肖像』を読むための二一項(執筆者全員による)
フォトエッセイ(本編各章末に収録)
あとがき(金井嘉彦)
執筆者紹介、引用・参考文献一覧、索引
上記内容は本書刊行時のものです。
