書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
スピリチュアル・パワーを呼び込む エーテル体に目覚める本
新装版
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年3月
- 書店発売日
- 2017年3月9日
- 登録日
- 2017年2月22日
- 最終更新日
- 2017年3月6日
紹介
「世界内存在としての人間と世界外存在としての人間」を付け加えて、多くのスピリチュアリストから親しまれてきたロングセラー『エーテル体に目覚める本』の新装版が登場!
霊感がある人とない人とでは何が違うのか。
パワースポットのパワーを効果的にチャージするにはどうしたらいいのか。
水晶にはなぜ不思議な力が宿るのか。
どうしたら幽体離脱に成功することができるのか・・・・・・
あらゆる霊的なもののカギを握るエーテル体。
精神世界研究の第一人者がエーテル体の目覚め方、鍛え方を伝授。
【前書きより】
新装版刊行にあたって
本書は二〇一一年の五月に刊行された本です。いまこれを書いているのは二〇一七年の一月ですから、六年以上が経過しています。その間に年間数冊単位で本を出していますが、エーテル体に関してはますます重視するものとなっており、たとえば、月に関しての本では、月はエーテル体をあらわし、月は精神と物質をつなぐ媒体であり、精神からすると低いが、物質からするときわめて高度であるという内容のことを書きました。月によって引き寄せられる人生とは、昏睡の中にある生き方であるという極端なことも書きました。距離を持ち、対象化し、むしろ月を自分とは同一化しないことで、月をうまく活用できるのだと。ここでは月は犬であるとたとえましたが、自分の中に犬がいるのでなく、外界に犬を飼うことが良きことなのだと。
(中略)
二〇一六年くらいから、宇宙人を題材にした書き物を増やすことにしました。地球的な常識すなわちエーテル体を切り離すことで、たとえUFOは金属で作られ、高度な機械技術によって飛翔し、宇宙人は地球人とまったく同じ条件で生きている存在であり、空気がある場所でないと生命は存在しえないなどという信念体系の壁が作られ、まったく応用性のない、狭量な考え方が横行しています。しかし、むしろわたしたちと似ている生命はほとんどいないと考えてもよくて、地球人とは振動密度の違う領域を自由に往き来する存在もたくさんいるのです。しかも地球には、異なる一二種類の次元があり、そこに住む人々は、地球に住むわたしたちに決して悟られないように行動しているのです。
エーテル体の概念を持ち込むことで、いきなり、多次元的で多様な世界というものを受け入れることができるようになります。異次元的なものと接触するポータルは、地球のエーテル体が濃い場所(プラトンの言う惑星グリッド、色違いの布を張り合わせているつなぎ目)にあります。このあたりを探索してみるのも興味深いでしょう。
目次
第1章 エーテル体とは
●肉体は、目に見えない身体に素材が集まってできる
●人間に見える存在、見えない存在
●目に見えないもの、見えるもの、すべて連鎖している
●わたしたちは肉体ができる前から生きている
●エーテル体は、あらゆる霊的なものの基本
●エーテル体は、肉体よりも速度の速い素材でつくられた反射材
●わたしたちは皆、眠りに入る直前にエーテル体を体験している
●目線を動かすのをやめると、見えないものが見えてくる
●エーテル体は、肉体とアストラル体(霊体)のつなぎ材
●エーテル体が活性化する場所、時間がある
●夢の記憶が鮮明な人は、エーテル体が強い
●エーテル体がスピリチュアルな体験を受け止める
●宇宙人は物質的な存在で、霊界の生き物は非物質?
●エジプト時代までは、多くの人のエーテル体が活性化していた
●感覚の領域と、エーテル体の領域を混同してはいけない
●電磁波の横波に対する縦波としてのエーテル体
●エーテル体は、時間、空間を突き抜ける
第2章 エーテル体を感じてみよう
●直線型思考から円型思考へシフトする
●孤立した個人からあらゆるものとつながった存在へ
●一三〇〇〇年の陰の時代を経て、陽の時代へ
●衣類はエーテル体の模造
●エーテル体の強い人は、運勢も強い
●影の要素も多少取り込む
●オーラを拡大しよう
●美術鑑賞で、エーテル体を刺激する
●エーテル体の気配を感じてみる
●世界を止める
●耐え切れないくらい退屈なものをぼうっと見る
●歩いている人のエーテル体を見てみよう
●色紙を使って練習してみよう
●タットワやマントラを活用する
●空虚感を何かで埋めようと焦らない
●「退屈道」が四次元的な領域の扉を開く
第3章 「グルジエフの水素表」でエーテル体の特性をつかむ
●宇宙は絶対の無から分割し、さまざまな次元をつくり出した
●思考48、動物磁気96、空気192の関係
●思考48は、動物磁気96に足を引っ張られる
●暗闇の空気192を見てみよう
●エーテル体96は、物質との架け橋
●思考24と思考48の違い
●創造の連鎖…二段階下のものを食料にし、一段階下のものを産む
●グルジエフの「生きとし生きるもの」の図表
●連鎖を使えば、エーテル力は引き出せる
●個性の発掘は24へと通じる
●身体の7つのチャクラを均等化すると、次の次元が開く
●エーテル体物質を増殖させるリラックスと呼吸
●感情と思考の振動速度を上げる
●数字の2と3の違い、印象のアクティベート
●人間は3層の生き物で、犬や猫は2層の生き方をする
●エニアグラムの三の法則と七の法則
●24を重心にする
●24は常に12のサポートを必要とする
●身体、感情、思考は互いに助け合ったり、足を引っ張り合う
●仙道の陽神とは
●感情・思考と運動を連動させる
●夢日記は知性の24を育成する
●高次なものを低次なものに浸透させる
●観察者自身の精神と肉体が分裂していると…
●振動密度が高まると、偶然性の介入が急激に減る
●ジョン・C・リリーの、水素の鏡像の発想
●水素は、二種類の系列に分けられる
●ターゲットは対照表で考え、働きかけは創造の三つ組のバイパスで考える
●人間の限界
●理性の周囲にへばりついた固着物を取り除く
第4章 性エネルギーを活用する
●江の島の弁財天が空間に出現
●重苦しい雰囲気が漂う48の世界
●笑い(感情24)は魔(96)よけ
●24が96に降臨するとは
●江の島の裸弁天は、なぜ裸なのか
●性センターの超越的な力は盗まれる?
●性エネルギーは水素12で動作する
●思考に邪魔をさせない
●代々木忠の水素論
●谷間のオルガズム
●男(女)の特性を強めず、中和存在になる
●性的な結合を利用した願望実現や鬼交
●影の足跡を拾うこと
●性センターの誤用
●古い時代の巫女さん
●究極の1なるものと一体化するために
第5章 エーテル体を活性化する8つの方法
●バイノーラル・ビート
●水晶を持つだけでもエーテル体は活性化する
●本を開かずに読む。あるいは視線をそらして読む
●パワースポットに行こう
●エーテル体を刺激する舞踏
●クアンタム・コンパスを強化する
●イメージの山登り
●ガイドと歩く
おわりに スターピープル~神の子羊からアントロポースへ~
前書きなど
新装版刊行にあたって
本書は二〇一一年の五月に刊行された本です。いまこれを書いているのは二〇一七年の一月ですから、六年以上が経過しています。その間に年間数冊単位で本を出していますが、エーテル体に関してはますます重視するものとなっており、たとえば、月に関しての本では、月はエーテル体をあらわし、月は精神と物質をつなぐ媒体であり、精神からすると低いが、物質からするときわめて高度であるという内容のことを書きました。月によって引き寄せられる人生とは、昏睡の中にある生き方であるという極端なことも書きました。距離を持ち、対象化し、むしろ月を自分とは同一化しないことで、月をうまく活用できるのだと。ここでは月は犬であるとたとえましたが、自分の中に犬がいるのでなく、外界に犬を飼うことが良きことなのだと。
今日の社会の一般的な考え方からすると、エーテル体という部分はごっそりと抜かれています。すると、精神と物質は確実に切り離され、高度な領域に上がる架け橋、かつてヤコブの梯子と言われていた連続的な階段の途中がちぎれて、わたしたちは皮膚の牢獄に閉じ込められてしまいます。そして精神も、肉体という物質的器官の随伴的な作用とみなされていきます。
そもそもエーテル体は物質的な明確な輪郭ではなく、エッジの緩いもので、このエーテル体の概念を持ち込むことで、人生はリラックスしたものになり、未来に希望を抱き、寛容になり、楽しい生命的な要素を肯定した人生になります。しかしエーテル体を否定すると、人はみな皮膚の牢獄に閉じ込められ、時間的にも、死後の未来は存在せず、あらゆる面で狭いところに幽閉された生き方になっていきます。そして攻撃的になり、人を監視し、自分だけでなく、人をも閉じ込めます。
エーテル体そのものに主体があるわけではありません。エーテル体にはほとんどどんな自立性も能動性もありません。ただこれはより高次な領域の受け皿、媒体であり、これを通じて、霊的なものがこの世界に反映されていきます。月を犬と言いましたが、たとえば、このエーテル体機能を、しばしば狐にたとえます。子供のころ、空気はすべて狐で占められていて、ひとつの狐を押すと世界じゅうの狐が反応する、という夢を見ましたが、狐は生と死の境界線機能であり、それはエジプトでは、アヌビスだった。それが日本に伝わった段階で、狐に変わったのです。伏見稲荷などに行くと、なんとも怪しげなうす暗い祠があり、そこにたくさんの狐の像がありますが、エーテル体は物質とのつなぎ目という点で、稲荷神社の物質的な願望を果たすという性質は似ています。エーテル体を強めるために、稲荷神社に行くというのも、なかなかいいアイデアです。
しばしば狐は品格のない動物霊の代表なので、それに近づいてはいけないと言う人がいますが、これはエーテル体の、精神よりは低いが、物質よりは高いという中間媒体的な作用を警戒する気持ちが言わせていることです。精神を物質につなぐということは、精神が精神として単独で独立し、物質とは二律背反的に対立するということを、エーテル体は中和してしまうのです。純粋精神を保ちたい人からすると、足手まといです。狐には七段階があると言われています。これはエーテル体の七つの階層と考えてもいいかもしれません。西欧では、天国と大地の間に、七色の虹があり、地上との接点の場所には、金の壺があると言います。金属の頂点である金の上に、虹にたとえられる、もうひとつ次元の高い領域があり、この領域の一番低いところにいる龍は金とつながっているというのは中国の考え方です。古代の王権において、支配者は常に金に囲まれているというのは、金がこのより上位の領域の受け皿になるからです。それはシャーマン的な力を強めるのです。宇宙人ネタでは、龍はアヌンナキやドラコニアンになり、地球に金を堀りにやってくるのです。
金属の頂点にある金は、エーテル的な領域により図太くつながります。このことを伝えたところ、わたしの知っている人は、香港で五〇〇グラムの金を購入し、大変気に入った、あと五本くらい欲しいと言いました。金を手に入れる人は、必ず上位の龍領域とつながります。金は太陽に関連づけられ、太陽は心臓に関連づけられていて、金を持つことにより、心拍数が安定したり、良心が揺らがなくなったり、独特のどっしり安定した生活を強化します。狐と金。なかなか物欲的ですが、その人の精神の型どおりの地上生活が行われる、つまり精神と物質を分断させずにスムーズに統一的な生き方ができるということには貢献するでしょう。
二〇一六年くらいから、宇宙人を題材にした書き物を増やすことにしました。地球的な常識すなわちエーテル体を切り離すことで、たとえUFOは金属で作られ、高度な機械技術によって飛翔し、宇宙人は地球人とまったく同じ条件で生きている存在であり、空気がある場所でないと生命は存在しえないなどという信念体系の壁が作られ、まったく応用性のない、狭量な考え方が横行しています。しかし、むしろわたしたちと似ている生命はほとんどいないと考えてもよくて、地球人とは振動密度の違う領域を自由に往き来する存在もたくさんいるのです。しかも地球には、異なる一二種類の次元があり、そこに住む人々は、地球に住むわたしたちに決して悟られないように行動しているのです。
エーテル体の概念を持ち込むことで、いきなり、多次元的で多様な世界というものを受け入れることができるようになります。異次元的なものと接触するポータルは、地球のエーテル体が濃い場所(プラトンの言う惑星グリッド、色違いの布を張り合わせているつなぎ目)にあります。このあたりを探索してみるのも興味深いでしょう。
上記内容は本書刊行時のものです。