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有機農業はこうして広がった 谷口吉光(著/文 | 編集) - コモンズ
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有機農業はこうして広がった (ユウキノウギョウハコウシテヒロガッタ) 人から地域へ、地域から自治体へ (ヒトカラチイキヘチイキカラジチタイヘ)

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発行:コモンズ
四六判
272ページ
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-86187-171-9   COPY
ISBN 13
9784861871719   COPY
ISBN 10h
4-86187-171-9   COPY
ISBN 10
4861871719   COPY
出版者記号
86187   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年2月28日
書店発売日
登録日
2023年1月5日
最終更新日
2023年2月27日
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紹介

千葉県いすみ市の有機学校給食のように、有機農業を政策に取り入れる市町村が増えている。このような取り組みはどのように広がったのか?本書は「有機農業の社会化」という視点から、いすみ市、岐阜県白川町、山形県高畠町、大分県臼杵市という先進事例の調査をもとに、有機農業が「人から地域へ、地域から自治体へ」と広がるプロセスを明らかにする。「日本では有機農業が広がっていない」という通説をくつがえす注目の書。

目次

はじめに/谷口吉光 

第Ⅰ部 地域に広がる有機農業

第1章 有機農業の広がりと「有機農業の社会化」/谷口吉光
 1「有機農業は広がっていない」という主張の根拠
 2 有機農業を社会現象として見る
 3 有機農業が地方自治体に広がりつつある理由
 4 有機農業の「産業化」と「社会化」

第2章 《千葉県いすみ市》有機農業、給食、生物多様性が共鳴する「自然と共生する里づくり」/谷口吉光
 1 前史としてのカウンターカルチャーと自然保護活動
 2 有機農業推進を決めた経緯
 3 なぜ短期間に有機農業の技術が確立できたのか
 4 なぜ有機米給食が実現できたのか
 5 その後の展開
 6 まとめ――農、食、環境が共鳴する地域づくり

第3章 《岐阜県白川町》中山間地×有機農業で生まれた「地域の力」/吉野隆子
 1 第一期 有機農業の始まり
 2 第二期 ゆうきハートネット結成
 3 第三期 新規就農者の受け入れ開始
 4 第四期 未来を見据えた世代交代
 5 三つの転換点
 6 有機給食の広がり
 7 地域とのつながりを大切に

第4章 《山形県高畠町》五〇年の農民運動が築いた自主・自立の共同体/谷口吉光
 1 高畠町有機農業研究会の時代
 2 有機農業運動多様化の時代
 3 地域における有機農業の広がりと課題
 4 自立を求める農民運動は次世代に受け継がれるのか
 5 まとめ――農民運動が築いた自主・自立の共同体

コラム 有機米作りに取り組む「コモンズの喜劇」/中川恵

第5章 《大分県臼杵市》有機の里づくり――うすきの「食」と「農」を豊かに/藤田正雄
 1 臼杵市の農業振興政策
 2 学校給食への有機農産物の導入
 3 自治体主導で有機農業を推進
 4 有機農業の五つの推進施策
 5 地域資源を活かした産業振興
 6 有機農業推進政策がもたらしたもの
 7 まとめ――臼杵市の事例から何を学ぶのか

コラム 地元農産物の品質向上に貢献――臼杵市土づくりセンター/藤田正雄

第6章 座談会1 調査から見えてきたこと/谷口吉光・吉野隆子・藤田正雄・西川芳昭・長谷川浩

コラム 地域農協が環境保全米を普及した――JAみやぎ登米の事例/谷川彩月

第Ⅱ部 「有機農業の社会化」の展開に向けて

第7章 「有機農業の社会化」とみどりの食料システム戦略/谷口吉光
 1 みどり戦略の概要
 2 みどり戦略の問題点

第8章 「有機農業の社会化」を持続させるために/西川芳昭
 1 「有機農業の広がり」と「政策」との間の緊張感の必要性
 2 「社会化」における主体者の確認
 3 開発学の視点からの考察――主体者論の普遍化と個別性
 4 今後の展開に向けて多様性と自律性を大切にする

第9章 社会の有機農業化――持続可能な社会のつくり方/長谷川浩
 1 農業・農村がもつ非経済的価値の重要性
 2 食料危機、環境危機がいつ起こっても不思議ではない
 3 「社会の有機農業化」とは――有機農業を生活、社会、教育の柱に据える
 4 命がかかっていれば社会は変えられる

第10章 座談会2 「社会化」によって広がる有機農業/谷口吉光・吉野隆子・藤田正雄・西川芳昭・長谷川浩

おわりに/吉野隆子

著者プロフィール

谷口吉光  (タニグチヨシミツ)  (著/文 | 編集

1956年生まれ。秋田県立大学地域連携・研究推進センター教授。専門:環境社会学、食と農の社会学。主著=『「地域の食」を守り育てる――秋田発 地産地消運動の20年』(無明舎出版、2017年)。編著=『食と農の社会学――生命と地域の視点から』(ミネルヴァ書房、2014年)。共著=『有機農業大全――持続可能な農の技術と思想』(コモンズ、2019年)。

上記内容は本書刊行時のものです。