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<写真集>キャンドル革命 キム・イェスル(金藝璱)(文章) - コモンズ
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<写真集>キャンドル革命 政権交代を生んだ韓国の市民民主主義

発行:コモンズ
B5変型判
312ページ
一部カラー
価格 3,400円+税
ISBN
978-4-86187-163-4
Cコード
C1073
教養 単行本 音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年1月23日
書店発売日
登録日
2019年10月31日
最終更新日
2020年3月10日
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紹介

2016~17年に人口の3分の1にあたる約1700万人が参加して韓国全土で行われたキャンドル市民革命は、朴槿恵大統領を退陣に追い込み、新たな政権を実現。各国に大きな感動を与えた。その軌跡を写真と文章で丹念にたどり、日本の政治を変えるために何が学べるかを考える。日韓関係が史上最悪と言われる今こそ、隣国で何が起きていたのかを知り、理解を深めたい。韓国が好きの読者にも民主主義に関心がある読者にも最適の書

目次

目次(抜粋)

序 われらが手にしたものはキャンドルだったが、胸に抱いたのは革命だった
数字で見るキャンドル革命
キャンドル革命主要日誌

1 これが国なのか
国政介入は「秘密政府の国家内乱
軽快に反抗する若者世代がやってきた
朴正熙・朴槿恵時代の最大の犠牲者=農民
キャンドル市民の発言

2 100万本のキャンドル
怒りの根源、不平等の二極化
国勢調査聴聞会7つの決定的シーン
100万人の歓声の戦慄、感動、恐怖
世界が驚いた100万本のキャンドル

3 国会は大統領を弾劾した
朴槿恵の妄言
ストリートや広場での名スピーチ
親朴集会、太極旗がひどい目に
国民がリードし、政治が従った

4 解放広場
歴史の広場、分かち合いの広場、世界の広場
キャンドル集会の現場、運動の声
新しい人、新しい集会
巨大メディアの世論独占が砕かれる
広場を守った朴元淳ソウル市長

5 降りしきる雪のなかで闘ってきた
特別検事、決定的な7つの場面
経済より正義という歴史的宣言
熱かったあの冬、われわれは分かち合うことで一つになった
清算なくして未来はない

6 ついに勝利、革命の始まり
憲法裁判所が弾劾を認める
「驚きだた、うらやましい、倣おう」世界中が韓国の民主主義を報道
弾劾勝利、市民の言葉
「これが国だ、これが正義だ」
キャンドル革命が成し遂げたこと

著者プロフィール

キム・イェスル(金藝璱)  (キム イェスル)  (文章

キム・イェスル(金藝璱)
1986年ソウル生まれ。
2010年高麗大学経営学科在学中に「今日、私は大学を辞める、いや拒否する」という題名の壁新聞を貼って中退を宣言した。当時、彼女の大学拒否宣言はテレビのトップニュースや新聞、ポータルサイトの1面などで紹介され、熱い論争と静かで強力な共感を引き起こした。その後、メディアや政治への参加を断り、非営利社会団体「ナヌム(分かつ)文化」の事務局長として仕事をし、国内外で苦しんでいる隣人のための現場活動やオルタナティブな暮らしを提起する文化運動に力を注いできた。「キャンドル革命」の現場では、歴史的瞬間とその意義を記録してきた。著書に『キム・イェスル宣言―今日私は大学を辞める、いや拒否する』(2010年)がある。

キム・ジェヒョン(金宰鉉)  (キム ジェヒョン)  (写真

写真:キム・ジェヒョン(金宰鉉)
1985年江原道太白生まれ。
漢陽大学法学科在学中に「大学生ナヌム文化」に出会い、「別の道」を目指すようになった。2008年から「ナヌム文化」社会行動課長として活動し、韓国社会で最も切迫した問題をかかえる現場を走り回ってきた。4大河川の生き物、慶尚南道密ミ 陽リャンの送電塔建設に立ち向かった人びと、済州島の江カン汀ジョン村マウルの住民、サンヨン自動車のストライキ労働者、原発立地の地域住民、サムスン電子の職業病被害者、そして農民の故白南基さんとセウォル号遺族らのそばで、現場の奥深い話や内面の表情を写真と文章で伝えてきた。2016年のキャンドル集会の初日から弾劾勝利と政権交代を成し遂げた23週間のすべての日々を広場で過ごし、市民の様子を記録した。

パク・ノヘ(朴勞解)  (パク ノヘ)  (監修

監修者:パク・ノヘ(朴勞解)
詩人。写真家。革命家。1957年全羅南道生まれ。
16歳で上京し、日中は労働者として生活し、夜は善隣商業高校に通った。1984年、27歳で初の詩集『労働の夜明け』を出版し、韓国社会と文壇にショックを与えた1989年、「南韓社会主義労働者同盟(社労盟)」を結成。1991年に安全企画部に逮捕され、拷問後に死刑を求刑されたが、判決で無期懲役となる。1998年、7年6カ月ぶりに釈放された。その後、民主化運動の功労者として復権したが、「過去を売って今日を生きることはしない」と言って国家報償金を拒否。2000年に「ナヌム文化」を設立、2003年にはイラク戦争の戦場に飛び込むなど、海外の貧困の現場や紛争地で平和活動を続けてきた。著書に『真の始まり』(1993年)、『ひとこそ希望だ』(1997年)、『だから君よ消えることなかれ』(2010年)、『他の道』(2014年) などがある。

白石 孝  (シライシ タカシ)  (日本版解説・監修

日本版解説・監修:白石 孝
1950年東京都生まれ。社会活動家・日韓市民交流を進める希望連帯代表。
父の出身地が群馬県安中市の亜鉛精錬工場周辺地域で、身内に公害被害者が多いことから社会問題に目覚めた。東京都荒川区役所に37年勤務し、差別・人権問題に関わる。同時に、非正規公務員問題に取り組み、2011年にNPO法人官製ワーキングプア研究会を設立して理事長を務める。同年に朴元淳ソウル市政が非正規職の正規職転換政策を進めたことを知り、ソウル市政を中心に韓国の社会運動調査・交流を続けている。2018年に『ソウルの市民民主主義―日本の政治を変えるために』(コモンズ)を出版したことをきっかけに「ナヌム文化」と交流を始めた。

韓興鉄(ハン・フンチョル)  (ハン フンチョル)  (

訳者:韓興鉄(ハン・フンチョル)(3、34~305、310ページ)
1969年生まれ。翻訳家。
訳書=『北朝鮮の日常風景』(コモンズ、2007年)、『写真と絵で見る北朝鮮現代史』(コモンズ、2010年)など。

青柳 優子  (アオヤギ ユウコ)  (

訳者:青柳 優子(18~33ページ)
1950年生まれ。翻訳家。
著書=『韓国女性文学研究Ⅰ』(御茶の水書房、1997年)、『朝鮮文学の知性・金起林』(編訳、新幹社、2007年)など。

青柳 純一  (アオヤギ ジュンイチ)  (

訳者:青柳 純一(18~33ページ)
1949年生まれ。翻訳家。
著書=『韓国民主化100年史―三・一独立運動からキャンドル革命へ』(新幹社、2019年)、訳書=『韓国民主化2.0―「二〇一三年体制」を構想する』(岩波書店、2012年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。