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新・贈与論
お金との付き合い方で社会が変わる
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年9月7日
- 登録日
- 2017年5月22日
- 最終更新日
- 2017年10月2日
紹介
お金を増やせば幸せになれるのか?
お金を社会のために役立たせるには、どうすればよいか?
贈与(寄付)で社会が変えられる!
ベストセラー『エンデの遺言』を受けて、
いま注目の社会的金融のあり方に正面から切り込み、
お金とは何かを根源的に考える。
目次
プロローグ いま、再び、お金を根源から問い直す
第1章 市民の要求から誕生した貸すことと贈ることのための共同体(GLS)
1 シュタイナー学校の設立運動
2 GLS信託財団の誕生
3 レックスロートによる巨額の寄付
4 GLS銀行の誕生
第2章 お金についての新しい考え方
1 お金の厄介な特徴
2 お金の3つの性質――交換、融資、贈与
3 老化するお金と分かち合い
4 信用創造の拡大か抑制か
5 利子と自由
6 倫理か利己心か
7 銀行(金融機関)の役割
第3章 「地球を世話する」農業への支援
1 相続と土地投機に揺れた農場
2 信頼に基づく信用保証
3 公益事業体としての農業学校の設立
4 農業共同体の形成
5 農業ファンドによる支援
6 種子基金による支援
7 輝きを増す農場
第4章 「電力の反乱者」への支援
1 電力供給に対する考え方
2 GLSグループによる支援を選んだシェーナウ市民
3 ファンド・シェーナウによる資金集め
4 「私は厄介者。」キャンペーン
5 買い取りの成功と新エネルギー財団の設立
第5章 GLSグループの独特な運営方法
1 拡大するGLSグループ
2 GLS託財団による贈与
3 公益信用保証協同組合による信用保証・出資
4 GLS銀行による融資
5 預金者による利子の放棄と費用補填
6 個人が融資先を選択するダイレクトクレジット(直接融資)
7 GLSグループを特徴づける保証付き融資と融資・贈与共同体
8 借りて同士の連帯を重視した調整・保障基金
9 GLSグループの今後
第6章 日本におけるお金との新しい付き合い方
1 社会的金融の始まり
2 社会的事業への出資と寄付――ミュージックセキュリティーズ
3 お金との付き合い方を考えるゆずり葉
4 みらいファンド沖縄の先駆的な活動
5 基地移設反対運動を支える辺野古(へのこ)基金
エピローグ 社会的金融機関の可能性
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。