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ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:なし
鶴見俊輔、詩を語る
四六判
208ページ
定価
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年7月
- 書店発売日
- 2022年7月29日
- 登録日
- 2022年6月20日
- 最終更新日
- 2022年12月12日
書評掲載情報
2022-09-24 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
出鱈目の鱈目の鱈を干しておいて
夜ごと夜ごとに
ひとつ食うかな
谷川 〔詩は〕やっぱりフッと出てくるんですか、なんにも考えないで。
鶴見 そう。これから仕事しようとかそういうのじゃなくて、フウッと出てくるというものが詩になっているわけ。
「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。
鶴見俊輔生誕百年に甦る、幻の鼎談!
鶴見俊輔、生誕百年。できのよくなかった「へんな生徒」に何事かできることはないか。そこで思い出されたのが筐底の稿だった。あらためて目を通しかさねて読むほどに思いをつよくした。これをこのまま眠らせて置いてはいけない。すぐさま谷川さんに相談してみると、まったくの同意見であった。というしだいでこの稿が日の目を見ることになった。
「歌学の力」と。初出誌にそう表題された。透徹の目だ。ここには鶴見俊輔が長年にわたって、詩に込めてきた深い思いのほど、あまさず存分に吐露披歴されている。できうるなら多くの方の手に取られたくある。
(本書・正津勉「後書」より)
上記内容は本書刊行時のものです。