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取引取次:
ト|ニ|楽天 書店
JRC|八木|子どもの文化
直接取引:
なし
チェヴェングール
632ページ
価格
4,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年6月
- 書店発売日
- 2022年6月20日
- 登録日
- 2022年4月20日
- 最終更新日
- 2023年4月28日
書評掲載情報
2022-12-10 |
毎日新聞
朝刊 評者: 沼野充義(名古屋外国語大学教授・スラブ文学) |
2022-08-20 |
毎日新聞
朝刊 評者: 沼野充義(名古屋外国語大学副学長・スラブ文学) |
2022-08-13 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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重版情報
3刷 | 出来予定日: 2023-05-12 |
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2023年4月、第九回日本翻訳大賞受賞! |
紹介
第九回日本翻訳大賞受賞!
愛と憂鬱の〈ユートピア〉。ロシア文学の肥沃な森に残された最後の傑作、本邦初訳。
革命後に生の意味を問いつづける孤高の魂。「翻訳不可能」といわれた20世紀小説の最高峰のひとつが、〈ロシア的憂愁(タスカー)〉の霧の中からついに全貌を現した!――沼野恭子
わたしもプラトーノフのようになれたら――ピエル・パオロ・パゾリーニ(映画監督・詩人)
20世紀には、重要な作家が3人いた――ベケット、カフカ、そしてプラトーノフだ――スラヴォイ・ジジェク(哲学者)
死への興味が嵩じて湖に自ら身を投げだした父親の息子アレクサンドル(サーシャ)は、ドヴァーノフ夫妻に引き取られて生活するようになり、やがて、ボリシェヴィキとして、彼の同伴者であり親友のコピョンキンとともに共産主義を探して県域を放浪し、共産主義が完成した理想郷チェヴェングールを見出す――。
「もっとも謎めいて、もっとも正統的でないロシア作家」とも称されるプラトーノフの代表作にして生前に完成した唯一の長篇小説。ロシア文学の肥沃な森に残された最後の傑作、本邦初訳。
「『チェヴェングール』は、[……]世界史的な規模のインパクトをもった第一次世界大戦やロシア革命を念頭におきながら、現実を逆転させたような事柄を描いた挿話に溢れている。それらを通して〈あるいはそうであったかもしれないロシア革命〉が描き出されている。」(本書「解説」より)
◎解説=古川哲「あるいはそうであったかもしれないロシア革命」
◎付録=P・P・パゾリーニ「アンドレイ・プラトーノフの『チェヴェングール』」+関連地図+主な登場人物
上記内容は本書刊行時のものです。