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アスカロン、魂の帰還 大谷純(著/文) - 作品社
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アスカロン、魂の帰還 (アスカロンタマシイノキカン)

文芸
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発行:作品社
B119
224ページ
価格 1,600円+税
ISBN
978-4-86182-806-5   COPY
ISBN 13
9784861828065   COPY
ISBN 10h
4-86182-806-6   COPY
ISBN 10
4861828066   COPY
出版者記号
86182   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年5月
書店発売日
登録日
2020年4月27日
最終更新日
2022年12月20日
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紹介

だれしもが読み終えるのが惜しい気持ちにさせられる――植島啓司氏感嘆!

摂食障害に罹り、心療内科に通う人びとと、懊悩する医師の来し方、行く末。人類の、文明の、宗教の、そして病の起源を辿る思索の旅。現役の心療内科医が描き出す、瞠目の書き下ろし小説。

「心療内科医として精神病院に勤務する医師と二人の女性(由美、理恵)をめぐる長いオデッセイはいよいよクライマックスを迎えようとしている。著者の治療体験、該博な知識、フィールドワークに支えられた本書は、次第に神話的想像力によってシリアの一都市アスカロンの大地母神の神殿にまで大きく展開されたわけだが、ここでみごとな結末に至る。途中に挿入される小谷の幻視というか、妄想というか、聖書の詩篇のようなパートは美しい。だれしもが読み終えるのが惜しい気持ちにさせられるのではないか。」――植島啓司(宗教人類学)

目次

第一部 彷徨
魂の彷徨/東方病院/起源への旅/その後/新垣という男/姉のスカートの下/サルタヒコ/大山教団/妄想の意味/栄治の葛藤/小谷の夢と葛藤/パテオ/和子との対話/小谷の感情の変化/由美との問答/大山の使命/多重人格/観音との対話/小谷の来歴/その場所にて/亮の決心

第二部 邂逅
そもそもの物語の始まり/ある日いにしえ/黄泉とあなぐら/光一の絵/一神教と抽象画/約束の子/そもそも理恵と亮は/エリッサとウラニア/再び観音と/ミソルの末裔/オットー・グロースの恋/ウイグル/シュメール/アラブの律法/ヘロドトスの世界/フェニキア/スキタイ/ウラニア・アプロディーテ/白い浜辺にて/廃墟にて/受け継ぐ者たち

著者プロフィール

大谷純  (オオタニジュン)  (著/文

1954年鳥取県生まれ。岡山大学医学部卒業。医学博士。内科医として勤務後、東邦大学大森病院心療内科で心身医学を学ぶ。武蔵野中央病院内科医長、同病院にて日本初の「摂食障害病棟」を開設する。その後、横浜相原病院心療内科部長、JICA本部メンタル分野顧問医、人間総合科学大学大学院教授などを経て現在社団大谷医院理事長。著書にアスカロンシリーズとして『摂食障害病棟』、『アスカロン、起源の海へ』(作品社)、このシリーズは本作をもって完結。他に『癒しの原点』(日本評論社)、『プライマリケアと心身医療』(新興医学出版社)、共著書に『行動科学概論』、『心身医学』(以上紀伊國屋書店)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。