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発行:東北大学出版会
A5判
310ページ
並製
定価
5,000円+税
- ISBN
- 978-4-86163-348-5 COPY
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ISBN 13
- 9784861633485 COPY
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ISBN 10h
- 4-86163-348-6 COPY
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ISBN 10
- 4861633486 COPY
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出版者記号
- 86163 COPY
- Cコード
-
C3032
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専門 単行本 法律
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年3月31日
- 書店発売日
- 2021年4月9日
- 登録日
- 2021年1月26日
- 最終更新日
- 2021年4月9日
紹介
本書は、株式会社法の所有権法としての体系的性質と、株主保護という法としての任務を理論的に究明しつつ、株式会社内部組織における監査役(会)制度を、私的自治の株式会社法的変容としての、”株主によるガバナンス”に必須不可欠の機関として位置づける。コーポレート・ガバナンスの意義と働きを解明しつつ、資本の論理と人間の論理との衝突の場でもある株式会社法における両者のあるべき調整の在り方を指し示す。
目次
序章 コーポレート・ガバナンスは何処へ行く?
ー株式会社法の基礎理論的考察の試みー
第1部 株式会社法の体系的性質と法としての任務
ーコーポレート・ガバナンスの本来的意義ー
第2部 最近のいわゆる「企業統治改革(14年会社法改正、スチュアードシップ・コード、
コーポレート・ガバナンス・コード)」の実相と課題
ー監査役(会)制度の廃棄とコーポレート・ガバナンスの行方
第3部 コーポレート・ガバナンスにおける監査役(会)制度の役割
第4部 いわゆる企業買収(М&A)とその対応策に関する”原理的”考察
終章 近代社会、人、株式会社、そして法ー研究生活を振り返って
上記内容は本書刊行時のものです。