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日蓮における宗教的自覚と救済
「心み」の宗教
発行:東北大学出版会
A5判
536ページ
並製
定価
7,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年11月1日
- 書店発売日
- 2017年11月30日
- 登録日
- 2017年7月10日
- 最終更新日
- 2017年11月22日
紹介
日蓮の言葉の中にある「仏の御心」とは。伊豆流罪、小松原法難、佐渡流罪、そして身延期へと、多様な変遷を余儀なくされた日蓮の思索は、自身の宗教的自覚を研ぎ、現実超越の「こころみ」へと至る。詳細な読解と解釈から日蓮自身の思想転回をたどり、宗教学および日本思想史のアプローチによりその実像を浮き彫りにする。
目次
第1部「爾前」の日蓮
第一章 教相知と実践知
第二章 「法華経の持経者」から「法華経の行者」へ
第三章 台密批判への道程
第2部「魂魄」からの「再生」、そして「超越」へ
第一章 画期としての佐渡
第二章 見延入山の意図と意義
第三章 「愚者」と「智人」
第3部「一念三千の成仏」
第一章 即身成仏と霊山往詣ー日蓮における救済の構造
第二章 女人の救済
結 章
上記内容は本書刊行時のものです。