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光さす杜の声を聴く 逸見祥希(著/文) - 青幻舎
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光さす杜の声を聴く (ヒカリサスモリノコエヲキク)

芸術
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発行:青幻舎
A4変型判
96ページ
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-86152-980-1   COPY
ISBN 13
9784861529801   COPY
ISBN 10h
4-86152-980-8   COPY
ISBN 10
4861529808   COPY
出版者記号
86152   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年11月15日
最終更新日
2024年12月6日
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書評掲載情報

2025-02-02 読売新聞  朝刊
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紹介

太陽光発電開発によって変わり果てた風景と、太陽光パネルと自然が織りなす「美しい景色」。
研究者でもある著者が提示する、社会問題と写真表現の新たな関係性。


新たな写真・映像作家の登竜門として2023年に立ち上げられた、写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE」において、第1回のグランプリを受賞した写真家・逸見祥希、初めての写真集。
自身が生まれ育った故郷の風景が太陽光発電開発によって変わり果てたことをきっかけに、各地で太陽光発電開発による地域トラブルが起こっていることを知った著者が、開発の現場に通い撮影した写真を通して「開発との共生」の可能性を模索した作品。
研究者としてのフィールドワークと写真の視覚的な特性を掛け合わせることで生まれる唯一無二の表現は、社会問題と写真表現の新たな関係性を提示している。



日没が近づくにつれて、沈みゆく夕日はパネルの色をゆっくりと変えていく。空の淡いグラデーションを美しく反映する姿に思わず息を飲んだ。不覚にも太陽光パネルを綺麗だと思った。「もしかすると写真によって太陽光発電の印象を大きく変えられるかもしれない」。次第に自分の写真にできることを考えるようになった。
(逸見祥希「光さす杜の声を聴く」より)

著者プロフィール

逸見祥希  (ヘンミヨシキ)  (著/文

1994年生まれ、青森県三沢市出身。早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了。専門は環境社会学、社会デザイン、ソーシャリー・エンゲイジド・アート。再生可能エネルギー開発との共生をテーマに実践的な研究を行っている。2023年 第1回 キヤノン 写真・映像作家発掘オーディション GRAPHGATE グランプリ 受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。