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下り坂のニッポンの幸福論 内田樹(著/文) - 青幻舎
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下り坂のニッポンの幸福論 (クダリザカノニッポンノコウフクロン)

哲学・宗教
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発行:青幻舎
B6判
248ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86152-883-5   COPY
ISBN 13
9784861528835   COPY
ISBN 10h
4-86152-883-6   COPY
ISBN 10
4861528836   COPY
出版者記号
86152   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年3月17日
最終更新日
2022年6月14日
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紹介

幸福に生きる現代社会への処方箋

2020年のコロナ禍、それまでニューヨークに拠点を置いていた想田和弘氏は瀬戸内海に面する岡山県・牛窓に移住を決断しました。本書は、内田樹氏が想田氏の住む牛窓を訪れ、長時間にわたっての対話を中心にした、二人の初の対談本です。

私たちは常に成長を追い求めすぎたのではないか。二人はその時間軸を「直進する時間」と呼び、自然の流れに合わせて生きる「循環する時間」への意識の変化を提唱します。少子高齢化が急速に進み、経済も低成長が余儀無くされる日本。かつての国際的地位から退き自信を失いつつある日本人は、これからどのように生きていくべきなのか?

国内を代表する論客の対話を通じて、日本人の新しい生き方と、希望を見出す。

目次

第1章「自然の流れ」に合わせて生きる -直進する時間と循環する時間-
第2章「地方の余白」に可能性がある -都市型グローバル資本主義からの転換-
第3章「新しい価値」を生み出す -心と身体感覚を研ぎ澄ませる-
第4章「暇と退屈」が人生を豊かにする -時間貧乏から時間富豪へ-
第5章「里山再生」が文明と自然をつなぐ -野生の反逆と向き合う-
第6章「自分の幸福」が世界を平和にする -現代社会に通ずる仏教の教え-

著者プロフィール

内田樹  (ウチダタツル)  (著/文

1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科 卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学 院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、映画 論、武道論。主著に『レヴィナスと愛の現象学』(文春文庫)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)、 『日本辺境論』(新潮新書)など。近著に『レヴィナスの時間論』(新教出版社)、『複雑化の教育論』(東洋館出版社)など多数。

想田和弘  (ソウダカズヒロ)  (著/文

1970年栃木県生まれ。映画作家。東京大学文 学部宗教学宗教史学科卒。米国スクール・オブ・ ビジュアルアーツ映画学科卒。台本やBGMなどを排した「観察映画」というドキュメンタリー の方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』『精神』『Peace』『港町』『精神0』などあり、海外映画祭での受賞多数。著書に『なぜ僕は瞑想するのか』(ホーム社/集英社)、『観察する男』(ミシマ社)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。