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春はまた巡る
デイヴィッド・ホックニー 芸術と人生とこれからを語る
- 書店発売日
- 2022年2月25日
- 登録日
- 2022年1月26日
- 最終更新日
- 2022年1月31日
書評掲載情報
2022-05-14 |
朝日新聞
朝刊 評者: 横尾忠則(美術家) |
2022-04-16 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2022-04-10 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
デイヴィッド・ホックニー×マーティン・ゲイフォード
ロングセラー『絵画の歴史』コンビによる
コロナ禍、ノルマンディーからの最新エッセイ!
「今回のことはそのうち終わるでしょうが、その先は?
私たちは何を学んだでしょう?
人生で本物なのは、順に挙げると、食べ物と愛、それだけです
芸術の源は愛なのです。私は人生を愛しています」
―デイヴィッド・ホックニー
80歳になったホックニーは、大都会から離れ、人生で初めて自然ゆたかな地(フランス北部のノルマンディー地方)にアトリエを構えました。この晩年の選択に、100年に1度のパンデミックという「奇妙な時間」が重なり、孤独と静寂な自然のなかで過ごしたホックニーは、自然に満ちた暮らしの中で、聖書から哲学、文学、音楽をはじめ、古今東西の芸術の先人たちへ想いを深めていきました。
本書は、ホックニーがその思索の折々を長年の友人であり美術評論家でもあるゲイフォードに宛てて発信した手紙やSNSのやりとりと、関連図版を収録したものです。テキストの端々には、一刻も早く伝えたくてワクワクしている様子や自問自答の淵にはまっている様子などホックニーの生き生きとした姿があらわれています。
ホックニーの感性の発露と深い思索、そして飽くことのない探究心に、読者は伴走するというエキサイティングな体験を通じて、「人はどのように生きるか」という永遠のテーマを投げかけられます。
目次
1 思いがけない動き
2 アトリエの仕事
3 ラ・ヴィ・フランセーズーボヘミアン風フランス生活
4 線と時
5 楽しいクリスマスと予期せぬ新年
6 天国でのロックダウン生活
7 芸術家のための家と画家の庭
8 空、空!
9 豪華な黒と、より繊細な緑
10 いくつかの小さな水しぶき
11 万物は流転する
12 さざ波のような線と音楽的な空間
13 翻訳で失われる(そして得られる)もの
14 ピカソとプルーストと絵画
15 どこかにいるということ
16 ノルマンディーの満月
上記内容は本書刊行時のものです。