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東アジアにおける南島研究
南島史学会創立50周年記念論集
発行:春風社
四六判
304ページ
定価
5,900円+税
- 書店発売日
- 2021年5月10日
- 登録日
- 2021年3月15日
- 最終更新日
- 2021年3月15日
紹介
沖縄を中心に東・東南アジア諸地域の歴史・民俗・人類・考古学等を研究する南島史学会の創立50周年記念論集。論考11篇を収録。
目次
序論
Ⅰ 人・モノ・文化の移動
第一章 一九世紀台湾をめぐる帆船と汽船航運の趨勢 松浦章
第二章 台湾の画家陳進と日本画(膠彩画)の文化交渉 中谷伸生
第三章 日本統治時代台湾人留学生の政治参加―明治大学卒業生の活動を中心にして 卞鳳奎
第四章 一九〇四年セントルイス万国博覧会と『ボントック頌歌』 森谷裕美子
Ⅱ 歴史の盛衰
第五章 福建省沿岸部に分布する城郭遺跡の類型化とその特徴―琉球列島に所在する城郭遺跡検証過程での想定枠充実の試み 山本正昭
第六章 琉球王権発祥地の一考察―沖縄北部地域を中心として 比嘉隆
第七章 十二世紀の占城王鄒亜那・ジャヤ インドラヴァルマン四世について―中国資料と占城碑文より 土肥祐子
Ⅲ 情報の伝搬
第八章 明治七年 台湾出兵をめぐる世論―左院あて建白を中心に 春名徹
第九章 南海Ⅰ号墨書陶磁器の「姓」と「花押」をめぐる問題 石黒ひさ子
第一〇章 明清の琉球通事―制度と実態に関する諸問題 池谷望子
第一一章 沖縄における死と観光―二人称から三人称、そして一人称の死の旅へ 塩月亮子
あとがき
執筆者一覧
上記内容は本書刊行時のものです。