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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
村上春樹 精神の病と癒し
四六判
360ページ
価格
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 書店発売日
- 2019年6月28日
- 登録日
- 2019年5月15日
- 最終更新日
- 2024年6月24日
紹介
病理は文化現象であるとの認識に基づき、村上春樹の文学を精神の病と癒しの側面から読み解く。
目次
はしがき
第1章 夢現象、青年期の危機、欠損――『納屋を焼く』『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』
第2章 発病、精神科医、風景構成法――『中国行きのスロウ・ボート』『めくらやなぎと眠る女』
第3章 自閉、二つの世界、三つの主体――『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
第4章 自己消失、アイデンティティ、旅路説――『象』『ピクニック』『象の消滅』『鏡』
第5章 徴候、予感、発作、病の不可逆――『パン屋襲撃』『パン屋再襲撃』
第6章 分裂症、森田療法、反精神医学、旅路の始まり――『ノルウェイの森』
第7章 幻覚、有徴、無徴、ブラックホール――『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』
第8章 象の帰還、宗教妄想、恩寵、不在の暴力性、対象喪失――『ねじまき鳥クロニクル』
第9章 旅路の終焉、物語の産屋、治癒の陥穽――『アンダーグラウンド』『underground 2』
あとがき
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。