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主権者教育論
学校カリキュラム・学力・教師
- 書店発売日
- 2019年9月10日
- 登録日
- 2019年7月25日
- 最終更新日
- 2019年7月25日
紹介
社会で自らを活かし提言できる主権者を育むために、社会科教育は何をすべきか?公教育の社会科の課題と多元的見解の価値を具に問う。
目次
まえがき
第1部 アメリカの社会科の歩みが教えてくれる学校教育での主権者育成の条件
第1章 社会に建設的に参画できる市民を作る―社会問題中心の統合カリキュラム
第2部 教師による主体的なカリキュラム調整または創造の重要性
第2章 ゲートキーパーとしての教師―学習指導要領を生かすも殺すも個々の教師次第
第3章 カリキュラム・マネジメント①
第4章 カリキュラム・マネジメント②
第5章 主権者教育として見た時の学習指導要領「社会」
第3部 なぜ教師は大学で社会科教育学を学ぶ必要があるのか?
第6章 アメリカの社会科教育研究史―主権者を生み出す学校カリキュラムの在り方とその作成主体をめぐる議論
第7章 日本の社会科教育研究史―学習指導要領の実行からラディカルな授業構想に向けた議論へ
第8章 日米の社会科教育研究の共通性と差異―ねらいについての議論(aim-talk)を重視する姿勢とそのやり方
第9章 一般の教師と研究者の授業を見る視点の違い①
第10章 一般の教師と研究者の授業を見る視点の違い②
第11章 主権者教育の議論が困難な教育学研究について―内容からだけの議論でも方法からだけの議論でも不十分
第12章 社会科教育研究の学習科学化問題―主権者教育研究の危機的状況
第4部 主権者に必要とされる学力とは
第13章 池野範男の学力論
第14章 真正の学び/学力と主権者教育
第15章 真正の学力の評価か、学力の真正な評価か
第16章 標準化された学力を真正の学力に転換する試み
第5部 根源的かつ創造的なカリキュラムと授業開発の重要性
第17章 ハーバード社会科に学ぶ
第18章 主権者教育の根源的な問いかけからの授業構想
第6部 主権者を育成できる教師の教育
第19章 大学教師教育カリキュラム構想―ビジョンを育てることを目指す教師教育
第20章 教師教育構想の効果と課題
第21章 教師にとっての学科内容の学びとは何か
あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。