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まちづくりのエスノグラフィ
《つくば》を織り合わせる人類学的実践
発行:春風社
A5判
320ページ
定価
3,700円+税
- 書店発売日
- 2018年12月19日
- 登録日
- 2018年11月14日
- 最終更新日
- 2018年12月7日
書評掲載情報
2019-02-03 |
読売新聞
朝刊 評者: 三中信宏(進化生物学者) |
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紹介
まちづくりは何をつくるのか?
日本各地でおこなわれる「まちづくり」活動人びとの実践を支える論理と、そこに共有される新たなリアリティ。筑波山麓地域でのフィールドワークから、人類学的まちづくり実践を提示する。
目次
はじめに
序章 再帰的近代、人類学的実践、「まちづくり」
1 再帰的近代
2 文化人類学の置かれる文脈
3 「まちづくり」における人類学的実践
第1章 「まちづくり」への人類学的アプローチに向けて
1 既存の「まちづくり」論の整理
2 フィールドワーク、開発(の)人類学、アクター志向アプローチ
第2章 再帰的近代化としての「まちづくり」
1 戦後日本における地域開発と三つの「まちづくり」
2 筑波研究学園都市開発における「まちづくり」の展開
第3章 筑波山麓地域の生活世界
1 筑波山麓地域および北条地区の地理的・歴史的状況
2 北条地区における社会組織とコミュニティの変容
第4章 「あの頃の北条」をめぐる空間づくり
1 「わたし」の記述について
2 北条地区の「まちづくり」前史
3 事業検討の段階
4 プロジェクト・プロセス
5 「まちづくり」実践の論理
第5章 地域資源を活用した特産品づくり
1 プロジェクトの背景
2 プロジェクト・プロセス―北条米コミュニティ構想
3 特産品のもつ再帰性と両義性
第6章 まちづくり実践の「発明品」
1 「まちづくり」を通じてつくられるもの
2 「まちづくり」実践のリアリティ
終章 人類学的まちづくり実践とは
1 人類学的まちづくり実践の様態
2 ためらいの人類学的実践
おわりに
参考文献・参考資料
索引
上記内容は本書刊行時のものです。