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外来語の社会学 : 隠語化するコミュニケーション
発行:春風社
縦200mm
330ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年9月
- 登録日
- 2016年5月24日
- 最終更新日
- 2016年5月24日
紹介
現代の日本語は"大衆化"と"隠語化"という逆向きの力がせめぎあっている。氾濫するカタカナ語に、私たちはどう対処すればよいのか。森鴎外から綿矢りさまで、小説の会話文から外来語の姿を追う。国立国語研究所の「外来語言い換え案」一覧も併録。
目次
第1章 グローバリゼーションと外来語(寡占化する外来語市場
先進国の苛立ち ほか)
第2章 外来語と小説-大衆化の過程(明治-啓蒙の時代
大正から昭和へ-大衆の登場 ほか)
第3章 外来語とコミュニケーション(言語記号の恣意性と意味の透明性
記号化の意味 ほか)
第4章 隠語化するコミュニケーション(外来語の排他性と集団性
混乱の果てに ほか)
第5章 外来語の未来(その後の動き
小説の中の外来語再び)
上記内容は本書刊行時のものです。