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出版者情報
諸外国の森林投資と林業経営―世界の育林経営が問うもの―
発行:海青社
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ12mm
重さ 350g
225ページ
定価
3,500円+税
- 初版年月日
- 2019年9月
- 書店発売日
- 2019年10月15日
- 登録日
- 2019年7月29日
- 最終更新日
- 2019年9月8日
紹介
世界の林業が天然林採取的な林業から人工林育成的林業へと移行しつつある今日、古くから育成的林業に移行した日本では育林経営が厳しい現状にある。世界に目を向けると従来型の農民的林業とTIMOやT-REITといった新たなタイプの育林経営の並存が見られる。それらを実態をもとに考察し、世界の動向の中で日本の育林業を考える書。
目次
はじめに (餅田治之)
第Ⅰ部 日本の製紙企業にみる海外森林投資の歴史と世界の森林投資の今日
第1章 製紙企業の海外への森林投資の歴史(上河 潔)
第2章 世界における森林所有と森林投資 ―2016 年版RISIデータから
見た世界の大規模森林経営の活動状況― (餅田治之)
第Ⅱ部 諸外国の林業経営
第3章 ベトナムにおける農家林業の創出と木材生産の担い手としての
可能性(増田美砂/グエン トゥ トゥイ)
第4章 インドネシアにおける農民造林(岩永青史)
第5章 ニュージーランドにおけるパートナーシップ造林(小坂香織)
第6章 オーストラリアにおけるMIS植林システム(大渕弘行)
第7章 アメリカにおけるTIMO/REITの林業経営(大塚生美)
第8章 TIMOによるハンガリーにおけるバイオマス植林(堀 靖人)
第9章 東アフリカにおけるTIMOの活動(大渕弘行)
第Ⅲ部 補論
補章1 森林投資国際会議の紹介(上河 潔/大渕弘行)
補章2 TIMO上位30社のプロフィール(餅田治之)
上記内容は本書刊行時のものです。