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戦争とは何か
発行:澪標
四六判
縦188mm
横128mm
312ページ
並製
価格
1,800円+税
- 初版年月日
- 2022年8月15日
- 書店発売日
- 2022年8月12日
- 登録日
- 2022年7月31日
- 最終更新日
- 2022年9月8日
紹介
私たちが西欧の知識人から教えられてきたのは、戦争を回避するためには、人間の攻撃衝動や自己中心性をどう乗り越えるかという問題を考えていかなければならないということでした。それは、ホップズからはじめて、カント、ルソー、ヘーゲルさらにトルストイ、ドストエフスキー、そして現代におけるフロイト、フッサール、レヴィナスなどの最も切実な関心事でした。だが、現在、どこにも彼らの考えを受け継ぐような存在は見当たらないように思います。
それならば、あえて、私たちが、彼らの考えを受け継ぐことによって、小林秀雄、吉本隆明、柄谷行人の絶対非戦論を私たちなりのかたちで唱えていくことには、意味があるといえます。
目次
第一部 ウクライナ戦争をどうとらえるか
第二部 なぜいま絶対非戦論が問題とされなければならないのか
第三部 戦争とは何か
第四部 ドストエフスキーと「戦争」
第五部 漱石と「戦争」
上記内容は本書刊行時のものです。