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取引情報
取引取次:
ト|ニ|地方小
直接取引:あり(その他)
吉備
佐保光俊第四句集
四六判
縦188mm
横127mm
厚さ12mm
重さ 230g
173ページ
並製
価格
1,600 円+税
1,760 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年7月31日
- 書店発売日
- 2025年8月1日
- 登録日
- 2025年7月17日
- 最終更新日
- 2025年8月5日
紹介
岡山での居を吉備路に選んだ俳人は、古代吉備の栄光と没落の歴史に心揺さぶられた。
岡山・広島・岩国俳句倶楽部代表を務める著者の第4句集。
前書きなど
広島市から岡山市に移り住むことになったとき、歴史もあり景色もよいからという理由で、吉備路界隈の地を選んだ。そして、初めて見た造山古墳の大きさに驚き、それが日本で四番目の大きさだと知って、古代吉備に関心を持った。以来、『古事記』『日本書紀』をはじめ古代吉備に係る様々な文献を読みながら、岡山県を中心に古代の道や古墳などを歩き、心に感じたことを句に残した。(「あとがき」より)
版元から一言
(本句集より自選12句)
古墳より吹かれて来たる蝶々かな
どれもみな吉備の桜や星もまた
刑部に軽部に茅花流しかな
老鶯や吉備の社の国津神
夏の蝶国分尼寺に入れ替る
鉄産みし山から吹くか夏の風
倭人伝読む目転ずる青葉かな
鬼ノ城にまいにち沈む夏日かな
一木の蟬を聞きたる大路かな
神門に大山を見よ紅葉濃し
初冬の日に取り上ぐるサヌカイト
神々の争ひし地ぞ冬晴れて
上記内容は本書刊行時のものです。

