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えっちゃんの戦争 三村 典子(著) - 吉備人出版 【利用可】
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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト｜ニ｜地方小
直接取引:あり(その他)
えっちゃんの戦争
A4横変形判
縦216mm
横207mm
厚さ10mm
重さ 500g
49ページ
上製
価格
1,500 円+税
1,650 円（税込）
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年6月29日
- 書店発売日
- 2025年7月11日
- 登録日
- 2025年6月24日
- 最終更新日
- 2025年7月17日
紹介
残されている「戦争の記憶」を拾い集めて――
戦後80年。戦争の時代を経験した人たちの話を聞き、記録できる時間は残り少なくなってきました。長く国語教師を務めてきた著者が、90歳を越えた母「えっちゃん」の経験と記憶をたどりながら本書をまとめました。あの戦争のようなことを二度と繰り返さないために。
えっちゃんの戦争体験は、岡山県の中間地域、農村地帯でのできごと。
えっちゃんは、まだ子どもでした。それほど食べ物に困ったことがないどころか、少しの食べ物と引き換えに、着物を手に入れた側のお話です。子どもの目で見つめた戦時中の暮らしが語られます。
目次
一年生の冬／モンペ／ウサギ／魚ぶりまえ／供出／配給／母さん／父さん／買い出し／飛行機／灯火管制／入院／ヒロシマ／終戦／学校／進駐軍／グラジオラス／帰還／チナ ラクヨウ／秋桜／戦時食／遠花火／あとがき
前書きなど
（あとがきより）
原爆や空襲のことだけではなく、人々が体験した戦時下の生活なども「語り継ぐ」べき大切なことだと思っています。私たちの明るい未来のために。
いまなお世界で続けられている争いの下にある人々のことを思い、寄り添うためにも。「戦争」「平和」について考え始める年頃の人たちにも読んでもらえるように、ふりがなを付けた本書ですが、できることなら大人と一緒に読んで語り合ってもらえたら、
「あなたに繋がる人々の記憶」を後の世までも語り継いでいくきっかけにしてもらえたら、幸せに思います。
上記内容は本書刊行時のものです。
