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新装版 操山・半田山・楢津山・矢坂山登山詳細図
全72登山口
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年8月30日
- 書店発売日
- 2020年8月25日
- 登録日
- 2020年7月28日
- 最終更新日
- 2020年8月25日
紹介
2012年発行の『操山・半田山・楢津山・矢坂山登山詳細図』に一部修正を加え、リュックの雨蓋やサコッシュにも入るコンパクトな新書判サイズの新装版で発刊。雨に濡れても破れにくく、折目のつきにくい地図用特殊紙を使用しています。なじみの深い岡山市街地の四山を踏査し、ポイント間の距離、目印、地名など詳しく記述。道迷いなく安心して歩けるように書かれた縮尺10,000分の1の分かりやすい詳細図。72の登山口を案内。自身でコースを自由に組み合わせ山歩きを楽しめます。
○操山(169m)は岡山市街地の東に、東西約5㌔、南北約2㌔にわたって盛り上がる丘陵で、古くは瓶井山(みかいやま)三櫂山(みかいやま)、三棹山と記されていた。
全山、自然林が良く保存され、特に奥市周辺の森林は見事である。また、山中には古墳が多く、これらをつなぐ登山道が四通八達し、よく整備されている。
円山周辺には、最近つけられた小径が幾本もあり、拡大図で紹介。
○半田山(152m)は岡山市街地の北に、東西約3㌔、南北約1㌔で連なる丘陵で、江戸時代には池田藩の狩猟場であった。
現在は、その大部分が岡山大学農学部演習林で、自然林がよく保存されている。
○楢津山(95m)は半田山の西に、国道53号線を境に盛り上がる丘陵で、広さは東西約2㌔、南北約1㌔である。今回の四山の中では最も知られていない山で、興味津々の山歩きができる山である。
○矢坂山(131m)は岡山市街地の西を仕切る丘陵で、展望のよいポイントが何か所もあり、ハイカーを満足させてくれる。東の石井山(77m)には、別天地のようなところがあったが、現在はソーラー発電所となりフェンスで囲まれている。
前書きなど
上記の四山は、岡山市民にとって最も身近な山で、その山々を、市民の皆様が安心して歩けるような分かりやすい地図を作りたい、という思いから本図を作成した。踏査は仲間の協力を得て徹底的に行い、荒れていた小径を整備し、すたれていた昔の小径を復活させ、迷い易いところに赤テープをつけるなどした。
山歩きは平地歩行と比べて、カロリーの消費量が2.8倍あり、約30分間、山歩きすれば、平地歩行の一万歩と同じ効果がある。また、山は街と違って静かで、空気がきれいで、森林浴ができ、小鳥のさえずりを聞いたり、お花に出合えたりと利点が沢山ある。『登山は賢者のスポーツ』といわれる。本図を使って、どうか色々なコースを歩いて頂きたい。必ず、皆様のお役に立つと思う。
版元から一言
今回紹介する山の登山道は短いものばかりなので、コースガイドは省略しました。ご自分で、コースを自由に組み合わせて歩いてください。その代わりに、目的の登山ロヘ誰でも行けるように「登山ロガイド」を書きました。山へ入るときは、この地図と共に方位磁石(コンパス)を持参し、自分は今どの地点にいるのかを常に把握しながら歩いて下さい。また、山へ入るときには必戌家族か友人に、『どこの山ヘ登ります』と、知らせてから出かけてください。安心、安全な山歩きを常に心掛けましょう。(著者)
上記内容は本書刊行時のものです。