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消えた映画館を探して 鷹取 洋二(著/文) - 吉備人出版
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消えた映画館を探して おかやま、昭和の記憶

発行:吉備人出版
A5判
縦21mm 横14mm 厚さ15mm
307ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-86069-626-9
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年6月30日
書店発売日
登録日
2020年5月25日
最終更新日
2020年7月2日
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紹介

映画のロケ地を訪ね歩く紀行シリーズ『瀬戸内シネマ散歩』の著者が、消えた映画館の記録をまとめた探訪記。
時事映画通信社発行の「映画年鑑1960年(昭和35年)版別冊映画便覧(映画館名簿)」に掲載されている岡山県内138の映画館を対象に、その跡地を訪ね歩き、現地では当時の経営者、親族、近くの住民からの聞き取りを中心に調査。著者にとって「夢の館」だった映画館たちのストーリーを探る。
各地の図書館では、新聞、雑誌のチェックに時間を費やし、平成29年9月から始めた取材は令和に代替わりするまで続いた。営業当時の写真や上映看板、新聞広告など、豊富な資料が満載。岡山の映画館の歴史に触れる一冊。

目次

■目次
はじめに
岡山市 ・岡山駅前エリア+α/岡山松竹座、岡山東映、岡山歌舞伎座、岡山グランド映画劇場、岡山地下セントラル劇場、岡山東宝劇場 ・千日前エリア+α/岡山日活(金馬館)、若玉館(テアトル岡山)、白鳥座、大映文化劇場、岡山松竹映画劇場、大福座、岡山映画劇場 ・柳川ロータリー周辺/チトセ映画劇場、岡山劇場、銀映劇場 ・岡山駅西口エリア+α/第一ニシキ館、第二ニシキ館、地球館 ・その他のエリア/名画座、ヤマト座、南座映画劇場、福島映画劇場、小串劇場 倉敷市 ・倉敷エリア/三友館、阿知館、倉敷東映、倉敷映画劇場、倉敷大映、倉敷日活、千秋座、松栄映劇
・水島エリア/東洋映劇、水島東映、水島プラザ、水島大映、水島日活
津山市
・津山東宝、明宝会館、津山映画劇場、さくら映劇、協映劇場、津山東映(冨士映画劇場)、錦鶴映画劇場
玉野市
・玉野大映、太陽館、衆楽館、玉野セントラル映劇、玉野日活、和田昭栄館、和田映劇、日比劇場、玉野グランド劇場(宇野日活)、宇野東映、大黒座、キリンシネマ
児島市
・児島東映(味野劇場)、KO劇場、児島日活(児島クラブ)、児島シネマ、児島セントラル、琴浦東映、田ノ口クラブ、常盤座、曙館、銀映劇場、新地座、末広座
玉島市
・玉島東映、玉島映画劇場、白鳥座、玉島センター劇場
笠岡市
・笠岡東映(大和座)、笠岡セントラル、中央劇場、笠岡映画館、大洋座、金星映画劇場、金浦座、光映劇、港劇場(OK劇場)
西大寺市
・西大寺東映、旭館、高島映劇、西大寺劇場(西大寺日活)
井原市
・井原劇場(井原東映)、太陽劇場(太陽館)、井原銀映、加寿美座、高屋劇場
総社市
・総社映画劇場、総社東宝松竹映画劇場、総社東映
高梁市
・松栄館、高梁東映、高梁セントラル、スバル座
新見市
・新見東映、新見映劇、有楽座、新見松竹(金剛館) 郡部 ・御津郡/金川劇場 ・都窪郡/妹尾劇場、栄座、万才座、吉備映劇 ・吉備郡/高松倶楽部、箭田劇場、足守銀映 ・真庭郡/勝山東映、日の出座、久世映画劇場、湯原中央劇場、湯原旭館 ・英田郡/林野座、有楽座、江見劇場 ・久米郡/福渡映劇、藤原劇場、久木集会所 ・児島郡/広栄座 ・小田郡/有楽座、矢掛映劇、小田映劇、末広座 ・浅口郡/鴨方映劇、ポケット館、金光東映、寄島映劇 ・邑久郡/牛窓東映(美奈登劇場)、オリーヴ映劇 ・赤磐郡/吉井劇場、瀬戸映劇 ・和気郡/片上劇場、備前劇場、昭和劇場(片上グランド劇場)、伊里劇場、吉永映画館、三石東映、佐伯映劇、矢田劇場、日生東映、日生セントラル、和気劇場、富士映劇
・川上郡/成羽映劇
・後月郡/芳井映劇
令和のシアター
・シネマ・クレール、MOVIX倉敷、TOHOシネマズ岡南、イオンシネマ岡山
参考文献・資料
おわりに

前書きなど

■はじめにより
さまざまな人生を追体験し、いろんな世界と時代の空気を知り、見知らぬ人たちと喜怒哀楽を共有し、傷ついた心を癒してくれる場所、それが映画館だった。そんな映画館が姿を消してしまった。映画館に足を運び、これから始まる映画に胸を躍らせていた人たちの記憶からも消え去ろうとしている。夢を与えてくれた映画館に再び目を向け、その記録を残したいという思いがますます強くなった。
娯楽の、大衆文化の王様だった映画館は戦後に復興した駅前や商店街の中心にあった。消えた映画館を探し、その跡地と盛衰をたどる旅は、昭和の時代の身近な町の歴史と庶民の生活史を追体験する旅でもあった。

版元から一言

記憶から消え去ろうとしている映画館の記録を残したい……
娯楽の王様だった映画館の跡地と盛衰をたどる旅へ。
岡山県内138の映画館をめぐる詳細な調査記録。

著者プロフィール

鷹取 洋二  (タカトリ ヨウジ)  (著/文

鷹取洋二(たかとり・ようじ) 1944年岡山県勝田郡勝田町(現在美作市)生まれ。 68年岡山放送株式会社(OHK)入社。編成、営業、報道各局長、取締役、監査役を経て07年、同社を退社。09年まで同社顧問。09年~12年おかやま魁代表。 映画大好き人間。「好きな映画は?」と問われると、邦画では「関の彌太っぺ」(監督/山下耕作、主演/中村錦之助)、洋画では「冒険者たち」(監督/ロベール・アンリコ、主演/ リノ・ヴァンチュラ、ジョアンナ・シムカス、アラン・ドロン)と答えている。 著書に『瀬戸内シネマ散歩』『瀬戸内シネマ散歩Ⅱ』『瀬戸内シネマ散歩Ⅲ』(いずれも吉備人出版)、『岡山大学を歩く』(共著、書肆亥工房)。
岡山県立津山高校、岡山大学法文学部史学科卒。岡山県赤磐市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。