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玄々斎随筆 ―墨匠・松井元泰の遺書 ― 竹林 榮一(編集) - 吉備人出版
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玄々斎随筆 ―墨匠・松井元泰の遺書 ―

発行:吉備人出版
A4判
縦210mm 横297mm 厚さ10mm
102ページ
上製
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-86069-550-7
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年11月1日
書店発売日
登録日
2018年7月5日
最終更新日
2018年11月15日
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紹介

本書に掲載の原本は、奈良の製墨業「古梅園」六世とされる玄々斎(松井元泰)が、子孫のために記した墨づくりに関する遺言書である。
原文をページごとに、写真と翻刻を掲載。
全体の「解説」ページでは、玄々斎の墨づくりに対する思い、情熱、事績を紹介する。
江戸時代、墨は重要な文具であった。しかし、元泰以前の日本では古来の松煙墨(しょうえんぼく)づくりの技法が衰退し、油煙墨(ゆえんぼく)しか生産されていなかった。
墨の美を追求した当時の文化人たちは松煙墨を使用したがったが、日本製の松煙墨は手に入らなかったため、玄々斎は本場中国の墨を超える松煙墨をつくるという難題に立ち向う。
さらに、象の膠(にかわ)を使った墨づくりにも、幕臣を通じて極秘に挑戦―。
「モノづくり日本」の神髄がここに!

目次

はじめに「玄々斎随筆」との出会い

『玄々斎随筆』 影印・翻刻
『玄々斎随筆』注  

『玄々斎随筆』 解説  
  一、『玄々斎随筆』の史料的位置づけ  
  二、元泰の時代と墨―元泰を取り巻く時代的背景―  
  三、『随筆』に見る元泰の事績  
  四、『玄々斎随筆』執筆の意図―墨匠・松井元泰の遺言―  

(追記)「象が死んで墨になった話」 
 
『玄々斎随筆』 解説 注  
(追記)「象が死んで墨になった話」 注  

松井元泰(玄々斎)関係年表  
あとがき

前書きなど

(オビ文より)
「江戸時代、至高の墨を国産化した男の記録。
        これほど興奮する一次史料はない。」
  磯田道史(歴史学者、国際日本文化研究センター准教授)

日本の墨づくりを飛躍的に発展させた、墨職人の生の言葉が綴られた秘伝、遺戒の書。

著者プロフィール

竹林 榮一  (タケバヤシ エイイチ)  (編集

竹林榮一(たけばやし えいいち)
1941年岡山県に生まれる。1964年岡山大学法文学部史学科日本史専攻卒。元岡山県立博物館副館長。
主な論文に[古川古松軒史料紹介](『岡山県立博物館研究報告1・3・5・7・8・10』岡山県立博物館 1978~89)、「中世瀬戸内の商品流通―兵庫北関の二つの入船納帳から見た―」(『岡山県立博物館研究報告15』岡山県立博物館 1994年)、「牛窓『泊』について」(『岡山地方史研究 79』岡山地方史研究会 1996年)「中世の牛窓と本蓮寺」(『港町の古刹 法華宗経王山本蓮寺 寺宝と歴史』宗教法人本蓮寺 2011年所収)など。
主な著作に古川古松軒自筆『西遊雑記』の翻刻・復刻本(自費出版)2006年、『岡山県の歴史』(山川出版社・共著)2000年など。

上記内容は本書刊行時のものです。